苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

海外通販 FRY RACING はいいぞ! そして千ヶ峰新区間発見! 12/5 From USA

今日の話題はごちゃ混ぜです。


まずはこちら。
いつも聴いているFM cocoloの番組のひとつにリクエストとメッセージを送ったところ採用されまして、番組の冒頭で曲の前後にたっぷりと読んで感想を語ってもらいました!
これまでにメッセージを取り上げてくれたことは何度かありましたが、今回は特に嬉しかったなあ・・。
radikoが聴ける方はぜひ12/3金曜日のこの番組をタイムフリーで聴いてみてください。



その前に金曜日の昼間、神戸の国道43号線(あの震災の時、阪神高速の高架が横倒しになったところです)を車で走っていると、陸自の戦車部隊の隊列が移動中!
調べてみると16式機動戦闘車といって、最高速は100km/hにも達するそうです。
あらぬ非難を浴びたり、便利屋扱いされながらも黙々と任務にあたる自衛隊の皆さんは日本の誇りです。

さてここからが今日の本題です。


僕の趣味のひとつに服がありまして、いえ高級ブランド物などにはまるで興味がないのですが、10代の頃からアメカジってヤツに染まっています。
でもオフロードバイクに乗るときは全く別で、やはりモトクロスウエアを選ぶことがほとんどです。
登山用とか、価格的にはどこぞのワークウエアも良いのでしょうが、やはり細かいところでは、専門的に特化したオフロードバイク専用のウエアには着心地も安全性も敵わないと思っています。


ちなみにユニ◯ロは社長が嫌いだし、そもそも使い捨て的な服は好みません。
少々無理をしても、良いものを長く使うのがポリシーです。


で、これまで10数年使っていたモンベルのランドクルーザージャケット(これは抜群に暖かくて秀逸でしたが現在廃盤)がだいぶくたびれてきていたので、冬用のジャケットを昨年から物色していたのですがなかなか気に入ったものがありません。
国産某社のものはデザインやカラーリングが好みではないし、海外ブランドのものはなぜかどこも黒系がほとんど。


選ぶポイントは・・
◉ブルー系のカラーがラインアップされていること
◉表地が撥水加工されていること
◉中綿が入っていること
◉価格は30000円以内で


この4点を基準に昨年からずっとネット検索を繰り返していました。
するとやっとそれらのポイントを満たすものがこのショップに現れました!


クリックしてね⤵︎


ここはグループの重鎮えでーさんから教えてもらったショップなのですが、よくよく見るとオフロードバイク関連のみならず電動バイク(自転車)から ATVやジェットスキー、それにスノーモビルまで、純正パーツからアフターマーケットパーツはもちろん、ウエアや用品まで幅広く扱っています。

ハスクのe-MTB欲しいなあ〜!!
誰ですか、電動アシスト自転車が『あがりのバイク』だなんて言っている人は?
欧米では新しいジャンルの2輪スポーツとして人気が確立しています。
僕もTOM'SにあるFANTICを試乗させてもらいましたが、その潜在能力には感嘆しました。


やりたいなあ、こんなこと。


話が逸れたので元に戻します。


そのAOMCでジャケットを検索すると、他のショップではあり得ない抜群に豊富な品揃え!
どうして?と思ったのですが、前述のジャンルを全てカバーしてあるのでオフロードバイク用だけではないからなのです。
そして嬉しいことに今一番気に入っているFry Racingというブランドの、こんなジャケットが見つかりました。
その名はSNX Pro Jacket。


おかしいなあ、何度もFry RacingのH.P.を見て探していたのですが、こんなものは見つからなかったのに・・と思ってもう一度確かめたら、 Fry Racingってスノーモビル用のウエアにもすごく力を入れていたのです。(もしかするとそっちがメインなのかも)


喜び勇んで発注すると・・・
あっという間に届きました!

HYDRA GUARDという撥水透湿処理されたの420Dポリエステルアウター。
10,000mm/6,000㎡の性能で、ゴアテックスなどでもお馴染みのメンブレンが使用されています。


後身頃は少し裾が長くなっています。


YKKの防水ジッパーが使用されているのも嬉しい!
ジッパーは絶対にYKKに限りますよね。
他はくたびれていなくても、ジッパーだけ壊れて使えなくなるウエアも多々あります。


襟の内側はフリースで肌触り良し!
そして感心したのはスナップがマグネットだということ!!
これだと肌に触れてもひんやりしないし、ベロクロのように糸屑が付いたり、他のものに引っかかったりしません。
それにもちろん、厚手のグローブを着けていても開け閉めが楽ですね。

両サイドにはジッパー付きのポケット。
ベンチレーションのためのスリットが胸と腕の左右2か所ずつ。

背中側にもスリットは左右あり、こまめな温度管理ができそうです。


ロゴはどれも刺繍なので、ハゲたり剥がれたりしなさそうです。


それにしてもこのオリジナルマークは何を表現しているのだろう?

袖口はベロクロで調整。

これも特に嬉しかった、
2 COOL AirVentsというシステムで快適な内側環境を確保。
取り外し可能な中綿入り(140g)のインナー。



ジッパーとスナップボタンで簡単に脱着可能です。
右側にはゴーグル用のメッシュポケット。

左側には財布やスマホなど用のポケットがあり、イヤフォンコードが通せるようになっています。


さらに内側の下部にはパウダースカートがあり、雪や寒気が入らないようになっています。


もうこれで実際の着心地が良ければ200点満点!
デビューが楽しみだな〜!!


さらに同社のパトロールシリーズの上下セットも同時に購入。

最近はおフランスメーカーのKENNYと、このFryRacingのふたつがお気に入りで併用していますが、特にこのパンツが優れもの。
今現在使っているものはこの色違いなのですが、新たに好きなブルー系が今年から出ていたのでポチってしまいました。


最近のモトパン(モトクロスパンツ)は素材の薄いものが多く、夏場は軽く通気性も良いのですが、冬場にそれを使うと寒くて仕方ありません。
安いタイプのモデルは耐久性にも大いに難ありですね。
その点このパンツにはしっかりとした厚手の素材が使われていて、メッシュの部分もありません。

そしてアドベンチャータイプのように左右ポケットがあるので使い勝手がイイ!
右側のスリットはベンチレーションのためのものです。

お尻側にもベンチレーションのスリットあり。
伸縮性を確保するためにジャージが使われています。(グレーの部分)
あえて言えば、この部分が他の表地と同じ素材でシャーリングになっていると、さらに防寒には優れるのですが、そうなると重くなってしまうしコストもかさんでしまうのでしょう。


膝の内側には耐熱のためにレザー張りが必須ですね。


腰の右側はゴムのシャーリング、左側はベロクロストラップでウエスト調整ができます。
夜間走行に役立つ反射プリントあり。

裾は絞ってあります。
これは普通のモトパンスタイルですが、全く同じデザインとカラーでいわゆるダシパン、オーバーブーツ(OTB)のタイプも発売されています。(価格はやや高めです)


インナーは膝までメッシュの裏地があり、腰部のパッドも付いています。
とにかくこのパンツは秋冬用として最高の出来だと思います。
同じような商品ではFOXのLegionシリーズに匹敵すると思いますが、これだと他人とカブることもないでしょう。
ちなみにAmazonなどではこれが3万円前後で売られていますが・・


さて、このショップでは
ジャケット $269.95 (約30450円)
ジャージ  $39.95(約4500円)
パンツ   $139.95(約15800円)


それに送料 $47.77   (約5400円)


今回はまだ関税及び手数料が請求されていませんが(Fedexの場合は後から請求書が送られてきます)、おそらく4000円ほどでしょう。
ちなみに僕は支払いにはほとんどPayPalを安全性の理由から使っています。


そして嬉しい誤算は、とりわけ素早い対応であっという間に手に入ったこと!
注文してから8日後に届けられたのでビックリです。(発送通知に書かれていた見込みよりも数日早かった)
また最近は、ほぼどこのショップでも荷物の追跡が簡単にできるので安心です。


なかなか海外通販には手を出しにくいと感じている人も多いかと思いますが、やはり国内では手に入らないものや、不当に高価なものはコレに限ります。
僕は前職で数百回の個人輸入を経験していますが、金銭的なトラブルは皆無です。


予算はオーバーしてしまいましたが、届けられた品物には大いに満足!
買い物自慢をするつもりではなく、こんなレポートが少しでも参考になればいいかなあって思っています。


そしてこの記事は走れなかった時のためにストックしておくつもりでしたが、なんと今日は途中から雨とみぞれに降られて少ししか走れなかったので、全部とりまとめてアップします。



家を出ても決めかねていた今日の行き先でしたが、結局候補の中では一番近い千ヶ峰林道に決めました。
予報は快晴の1日のはずだったのですが・・



山頂に向かって登っていくと、上の方の木々には白いものがちらほら?


その手前で何げなく、吸い込まれるように入っていった支線でしたが、以前はすぐに行き止まりだったはずが、その奥には新たに広大な伐採地が広がっていました!

これは嬉しい発見です!!
眺望も満点でループ状に作業道が伸びています。
この南側に位置する笠形林道にも同じような作業道がありますが、それに比べてもかなりのスケールです。

本線は一部舗装化もされているようで、平日は走れないでしょう。
しかしこのエリアの伐採は完了しているので、これからの季節の楽しみのひとつになることは間違い無しです。


その本線の延長区間はわずかに伸びていましたが、次の工事開始はいつのことやら。
おそらく毎年予算が限られていて、ボチボチ造っているのでしょうね。


新田ふるさと村を通過して、黒川新田林道を走ります。


一番標高の高い記念碑の周辺にはわずかに雪がありました。


ここではこれが最も多かったくらいですが、やはり今シーズンの雪は多くなりそうな予感ですね。


黒川まで降りてから、先ほどの千ヶ峰・三国岳本線の最終区間(?)の調査へと。


こちらは工事真っ最中のようですね。


入り口から3kmくらいまで行けました。
日曜日だったせいか、作業員はどなたも見当たりません。

最後はストンと行き止まり。


もう少し眺望があるのではと思っていましたが、残念ながらこれくらい。


遠い将来には全線舗装化が決まっていると聞いていますが、この辺りは開通しても舗装されるのは相当先になるような気配です。


なにせ総延長は38kmですからね!
もしこれがほぼダートとして全線走れたら、オフローダーにとってはまさに天国です。


こちらは県の計画書です⤵︎


https://web.pref.hyogo.lg.jp/ks04/documents/h22k-15-shinrinkikandorosebijigyo-sengaminemikunidakesen.pdf


そこから黒川ダムの周回路を廻って粟鹿山林道に進むつもりでしたが、前方の天候はより一層悪化するばかり。
たぶんあのスカイライン林道も霧に包まれ何も見えないでしょう。
みぞれまじりの雨も強くなってきたので、諦めてトランポに戻ることにしました。


ささっと着替えて、向かったのはあのお店。


半年以上ご無沙汰だった焼き鳥定食と・・


豪快にガブリと食べる絶品のもも焼きです!これは一度食べたら忘れられません。
今日初めて気が付いたことがひとつ。
それは焼いている途中に表面に出てくる脂分を、何度も何度もキッチンペーパーで拭き取っていました。
それがパリッと焼き上げる秘訣だったのですね、参考にしようっと。




思いっきり宣伝しておきます。


結局半日しか乗れませんでしたが、僕にとってはとても有意義な休日でした。


YAMAHA トリッカー おすすめ中古車あります 12/1 京都

ちょっとしたトラブルがBetaに現れて、京都のTOM'Sまで行ってきました。



昨夜の強風で堀川通りから紫明通りの並木もすっかり葉を落として冬化粧。
でもお店の中は納車整備&スペシャルチューン待ち、修理待ちなどのバイクや、単体で送られてきたエンジン(ボアアップの為)などがいっぱいでてんやわんやでした。

整備スペースには僕のシェルコと兄弟車(違いはカラーリングだけ)のスコルパTY125が作業中。
毎年仕様に小変更が加えられるのですが、新しいモデルではリアサスがグレードアップされていました。
逆に1年だけリア・チューブレスだったのが、今はまたチューブタイプに戻っています。
その時のモデルを買った人はラッキーでしたね。

シェルコTY125はClassicからAdventureに名前が改められ、デカールのデザインが少し変わっています。
輸入元からも『日本で一番SHERCO TY125を売っているショップ』認定を受けているに相応しく、この日も3台が納車整備待ちだそうで、年末から年明けにかけては大忙しの様子です。
もしかしてこのマシンをお待ちの方がこれを読まれていたならば、吉川さんに代わってお待たせしていることをお詫びいたします。
はい、ワタクシTOM'Sのまわし者です!


一番手前のガスガス・ランドネはTOM'Sの看板でもあり、吉川社長自身の渾身作の愛車で、この春但馬でご一緒したバイクです。


ちょっとだけこの時に試乗させてもらいましたが、もうびっくり!!
パワー、トルクとも別格で、なおかつ嘘のように扱いやすい!
これ反則ちゃいますか〜、と言いたくなるほどの仕上がりでした。


入り口にはなんとも変わったバイクがありました。
10数年前に販売したもので、メンテ入庫されたそうですが、SCORPAのTRICKSという原付2種です。
サス、ブレーキ、サドルはMTBのものが流用されているそうで、いったいどういうコンセプトで作られたのでしょう?でもカワイイですね。


こちらは手前からSCORPA TY125、真ん中はTRRS XTRACK-RRE。
実はこれ、今の125を2台持ちか、思い切ってTRRSを買おうかどうしようか、2年前に相当悩んだんですよねぇ・・
その後、何度もここで現車を見ていますが、すごくコンパクトで乗りやすそうで、今でも予算さえ都合できればすぐにでも増車したいくらい。
MY 22からはスモールタンクもオマケに付いて、ツートラだけでなく大会やイベントに出る場合も好都合ですね。
シェルコTY125もフルチューンを施せばそれなりの費用がかかってしまいますから、最初からほとんど付け加える必要のないTRRSを選ぶのは、選択として間違っていないなと改めて今思います。
ちなみにTRRSは「ティーアールアールエス」ではなく、単に「ティーアールエス」と呼ぶのが正しいそうですね。


そして帰り際になって、ふとその奥のトリーッカーが気になって尋ねてみると、中古車として売り出し中とのこと。
車歴としてはワンオーナーでこのお店の常連さんのおひとりで、トライアルライダーでもある方が、なんと山菜採りのためだけに使っていた!・・とのことで手放されるそうです。


足回りはセローのパーツにそっくり入れ替えて、僕は詳しくはないのですが、いわゆるフルサイズ・トリッカーというのでしょうか?


外見も非常に綺麗で、油脂類やエアフィルターなどは全て交換してリフレッシュしてあるそうです。
素の状態で購入して後から何やかんやとパーツ交換すると、結構な金額になってしまうと思いますが、これならばすぐにでも乗れて、オフ車として存分に楽しめそうです。
お値段は税込で429000円(登録諸費用別)自賠責は少し残っているそうです。
お探しだった方、興味のある方、詳しいことはTOM'S (トムス)075-415-1700まで電話でお問合せください。
このブログを見た!と言っていただければ特典もアリ・・・?かも(無責任)ですが、僕には何のバックマージンもありません、ハハハ。


ちなみにBetaはウインカーがまるで点灯しなくなっていたのですが、単にスイッチの接点不良が原因だっただけで速攻で修理完了!
百戦錬磨だけあってサスガです。


いろんな難題やワガママも親身になって聞いてくれるので、本当にお勧めできるショップですよ。
以上、TOM'Sまわし者の苦楽園でした〜、サイナラ!


スノーライドな1日 11/28 鏡野町

今日もまた、3時半に起きて西へと向かいます。
先週末に走り終えた時に大きな満足を得ながらも、まだこの地には大きな可能性がきっとある!ということで意見が一致して岡山県北部にまたやって来ました。
ところが・・・


集合場所の恩原湖の手前の峠から道路にはうっすらと積雪しているではありませんか!
まあ気にはなっていて、前日からライブカメラでチェックはしていたのですけどねぇ。
僕を含めて3台の車は全てノーマルタイヤのままでしたが、何とかやり過ごして国道179号線まで移動することに。
ひと安心して走っていると、今度は橋上の路面が凍結していて、前を走っていた地元のお爺さんの軽トラがスピンして路肩に激突!
それを避けようとした2台目のえでーさんが2回転スピン!!
3台目のRYOTAクンと4台目の僕は無事に止まりましたが、えでーさんは荷台の角が道路脇のポールにぶつかりました。
それでも華麗なカウンターステアのおかげで軽微なダメージで済んでやれやれ。
おそらくこれが12月に入っていれば凍結防止剤も撒かれていたのでしょうが、11月の末にこんな状態になるとは管理者も予想していなかったのではないでしょうか?
何はともあれ対向車も無かったので、大ごとにならずに幸いでした。


当初の予定では前回開拓した林道を逆走してから、未踏の絶景林道を2本制覇するという絶対の自信があってウキウキだったのですが、この積雪ではテンションダウン⤵︎
まあそれでもセカンドオプションは抜かりなく用意してありますよ♪


そうそうあらためまして、今日のメンバーはえでーさん&Kちゃんペアに加えて、最強のレインマンRYOTAクンと僕の4人です。
今年、RYOTAクンが参加表明した日が雨で流れたこと数知れず。
今回は天気予報は終日快晴だったはずが、まさかこんな滑り出しになろうとは・・
レインマンならずスノーマンの称号を与えることにしておきます。


まずはともあれ試しに前回の乗幸山林道に入ってみますが・・


分岐入口あたりから雪がちらほら・・


峠を登って行くと、やはり次第にその量は増していきます。


雪質は良好で気持ち良いのですが・・
撮影はKちゃんです。



その先はタイトで傾斜も強くなり、雪も深くなるのであっさりと撤退決定。



ま、しょうがないですねぇ。
とりあえず前回気になっていた周辺のいくつかの道を探ると、こんな可愛いヤツが草に隠れて眠っていました。
2ストのジムニーは若き頃の楽しい想い出がたっぷりとあります。
義理の兄貴が所有していたのですけどね、それを借りて伊豆の下田・吉佐美でよく遊びました。


さてここならば日当たりも良く、道幅も広いオープンスペースなので何とかなるだろうと思い、選んだのは『牧場林道』。

いや〜イイ感じです!
雪質は最高で途中からはケモノの足跡しかありません。


こんな青空とヴァージンスノーの組み合わせで楽しめるなんて、なかなかチャンスはありません。

そしてここの景色もまた最高です。
目の前には穏やかな中国山地が果てしなく広がっています。


唯一の難点は道に沿って電柱があることなんですが、ここは贅沢を言わずにおきましょう。
撮影はRYOTAクンです。


気温も次第に上がってきて、陽射しがたっぷりとあるので雪道を走っているとジャケットの中はもう汗でグッショリ。


それにしても全く予期していなかったスノーライドがこんなに早く、しかもこんな理想的なコンディションで楽しめるとは!



この気持ちの良さが読者の皆さんにも伝わるかな〜






何とか峠の登り詰めたところで早めの昼食。

山々の向こうには名峰大山もかすかに見えます。


力を出しきった表情が清々しい、Kちゃんの横顔が何とも素敵です。


さて、存分に楽しんだのでそろそろ下山しましょう。



そしてその周辺をいくつか探ってみると・・



おっ!ここは良さそうな雰囲気です。


いいですね〜、大好きなタイプのな作業道群ですよ!


先ほど楽しんでいた方角を見ているのですが、その南斜面に不思議と雪はほとんど見えません。
まだ紅葉も僅かに残っていて、雪と両方で楽しめた、何だかとても得をした気分です。


そしてここはかなりの範囲で道が広がっていました。
これから冬場はこんな楽しみ方がメインになります。


名の知れた林道よりも、誰も知らないようなこんな作業道のその先に、自分の好きな風景が広がっていると僕の満足度はどんどん高まります。



何回も言いますが、この日の天気は素晴らしかったです!
これくらい雲があった方が、写真に撮ると変化やアクセントになって僕は好きです。








いくつかのエリアを探り・・


最後に選んだのは泉山林道。
ここもまた雪がたっぷりとありました!


最後に走ればバイクが綺麗になるので一石二鳥。



ここも登山口から先は全くのヴァージンスノー。


出だしはハプニングとアクシデントに見舞われましたが、思いもよらぬ中身の詰まった楽しい1日でした。
予定の絶景林道探索はまた春までオアズケですが、冬の間に心の中で熟成させた分、またより一層味わい深いものになることでしょう。


気分は代打逆転サヨナラ満塁ホームラン!新発見・乗幸山林道 11/20

『歳をとったから遊ばなくなるのではない。遊ばなくなるから歳をとるのだ。』
つい最近こんな一文に惹かれました。
これは敬愛するライターであり冒険家・野田知佑さんがモンベルの冊子の中で書かれたものですが、もともとは劇作家バーナード・ショーの言葉だそうです。
そうだよね、人間にとって遊びってとても大切だと思うんですよ。
そこから受ける感動って、僕にとっては欠かせない栄養源のひとつに間違いはありません。


何を言っているんだろうと思われるかもしれませんが、今回も探索シリーズです。
パートナーはえでーさん&Kちゃんペアとの3人体制。
場所は先々週訪れた岡山県北部エリアに絞りました。
大好きな場所のひとつとなった白賀渓谷の北側の山岳地帯は、最初に連れてきてもらってからずっと気になっていたのですが、前回の再訪でその思いはピークになりました。
絶対にここには何かある・・と。


これは事前にえでーさんに送った画像です。
Googleの衛星画像によーく見ると鮮明にそれらしき道が写っているのですが、完全に繋がっているようには見えません。


地理院地図で見ると、その間は全く何もありません。
まあ地理院地図の場合はアップデートされるのにかなりの時差があるので、こういった場合は当てにならず、あくまで地形を確認する程度です。


とりあえずは白賀渓谷の奥から探っていきます。

かなり雰囲気は良く、思っていた以上に奥が深いのですが、分岐がこれまた多くて悩みます。


ひとつひとつしらみつぶしに当たって行くのですが・・


中には細い廃道もあって・・・


プチアクシデント発生❗️
道の真ん中に生えていた細い木に弾かれてKちゃんが軽〜く崖落ちです。
本人曰く『これくらいなら避けなくてもイケるやろーって思っていたら、ぽよよ〜んと跳ね返された💦』とのこと。
いやしかし、僕と同じSHERCOは総重量80kg程度ですが、いざ引き上げるとなると男2人女1人でも結構大変でした。


そんなこともありながらもあちこち探っていきますが、どれもこれも途中までは気を持たせてくれながら、最後はジ・エンドでUターンの繰り返し。
まるでいいところまでは思わせぶりで期待させてくれていながらも、最後にスルッと身をかわす美人のようです。


しかし、この季節の落ち葉に覆われたふかふか路面は本当に気持ちイイ!


途中、びっくりするような桜(エドヒガン)の大樹がありました!


樹齢250年だそうです!
種類としては養父・樽見の大桜と同じですね。
これは来年の春には絶対に観に来なくてはなりません。


思いの外、紅葉がまだまだ残っていたのは嬉しい誤算でした。
今年の紅葉は大当たりだったと言えるのではないでしょうか。

ある場所では稜線に出ることができて、『これは!』っと思ったのですが・・


しかしその先はまたしても行き止まり。


またあるところではこんな素晴らしい道が遥か彼方まで続いているのを見て、思わず歓声をあげましたが・・これもまたスパッと行き止まり⤵️


とうとう南側から探るのはもう諦めて、反対側の県道からの入り口まで舗装路をグルッと移動します。


画像では左よりに写っている場所(出入り口)をストリートビューで見ると・・


こんな感じに写っていましたが、実際にその場所に着くとチェーンも看板もありませんでした。

まあ、ダメもとで行ってみようという感じで入ってみました。
もうこの日は期待を裏切り続けられてばかりだったので、人間不信ならず林道不信となっていたのです。


入ってしばらくは最近補修されたような新しさがあり、眺めも最高に素晴らしく、スムーズに奥へ奥へと進みます。


途中に乗幸山登山口がある、この道のピーク付近に到達しました。
ここまででもかなりの距離ですが、えてして初めての林道は長く感じるものです。


さらに下り基調で道はどんどん続いています。
最初は軽トラならばすれ違いができるほどの幅員も途中では狭まり、ややガレた区間や熊笹漕ぎを強いられるシーンもあったものの、崩落や倒木は皆無でその点は安心でした。
でも谷底は果てしなく深く、ここで落ちたら一巻の終わり・・。
いやいや、今回この道での画像はあまり撮っていなかったのですが(どーせまた行き止まりでしょ、って思っていました)、バラエティーに富み、距離もたっぷりとあって、これで抜けられたらまさに大本命、いやそれ以上の大物を釣り上げたことになる予感をこの辺りから感じ始めてきました。


そして川沿いの道になってきたので、今度こそ夢は徐々に叶い始めてきたのかと思いつつさらに下って行けば・・・


ゴールは近い!?見たような風景だぞ??


その先には・・・


抜けました!!やりました!!!


なんとその場所は改めて見ると、この日唯一と言っていい、あえてスルーした入り口でした。
喜びはマックスながらも、内心少し複雑な気分でもありました。
さっきここも調べていれば、喜びはもっともっと大きかっただろうに。
しかも実はこの道には、まだ新しそうな先行車のタイヤ痕もあって『オフローダー人類初』にもならなかったようです。


もしかすると地元の方にはすっかりとお馴染みかもしれませんね。
このブログより先にFacebookに投稿したところ、県内のお知り合いから、そこらしき道を以前に案内してもらったことがあるとコメントをいただきました。


もし今回の先行車ご本人がこのブログを見てくださっていたならば、ぜひコメントをお寄せください。

南側の出入り口にはこんな表示もありますが、これは先ほどの分岐の入り口までのことでしょう。
そこから先の名称は見当たりませんでしたので、私的には『乗幸山林道』と呼ばせていただきます。
あの伝説の林道『美作北2号線』と県道を挟み、並行するように実在する夢の林道の発見でした。

県道54号側から入り口付近の風景はこんな感じです。
この季節、稲刈りが終わった後にまたほんの一時期、新芽がちょっぴりと出てくる風景が好きです。
美しい日本の里山は未来永劫、その姿を保ってくれることを祈るばかりです。

えでーさんが後で送ってくれた走行ログにちょっと書き加えてみました。
①から探索を始めて②〜④までヘトヘトになるまで探りながらも発見できず、諦めて白矢印のルートで迂回して北西の入り口から入り、出口の東富谷に戻るように抜けました。


今年は三川東などいくつもの未踏林道を発見できましたが、今回の成果も本当に嬉しいことで、協力してくれたえでーさん&Kちゃんには大感謝です!!
探索用にと購入したSHERCO TY125もすっかりと馴染み、僕にとってもう欠かすことはできません。


この日の前半は思っていたよりも時間がかかってしまい、もうひとつの本命には辿り着けませんでしたが、それはまた次回のお楽しみに。

そして最後はまた、恩原高原の丘の上に登って夕陽を楽しみました。

いつも陽気なKちゃん♪


前回の不調からすっかりと挽回したえでーさん。


このタイミングで自分のiPhoneをKちゃんに渡して撮ってもらいました。
とっても気に入った1枚ですよ、ありがとうね〜!


今日も日が暮れるまで、9時間拘束でたっぷりと遊びました。
身体のあちこちにガタがきていることは自覚していますが、トータルでの衰えを自分ではほとんど感じていません。
こんな楽しくて、ワクワクして、感動がある林道ツーリング遊びを続けられれば、少なくとも内面は若さを保っていられそうです。
さて、来週はどこに行こうか♫



僕のスタイルTWO WAY FOR TWO DAYS 11/13.14 但馬

晩秋から初冬に変わるこの時期は、オフローダーにとっては楽しみいっぱい!
そして本格的な冬が訪れる前の、駆け込み状態でもあります。
先週に続いてこの土日の天気予報は期待できそうだったので、たっぷりと二日間存分に走ることにしました。


ブログは先週のようにふたつに分けて書こうかと思ったのですが、今週は長くなりますがひとつにまとめます。


DAY1

朝の最低気温は2°Cと冷え込んでいましたが、車から降りるとさほど寒さは感じません。
身体の方が順応し始めてきたのかな?
   
この日の目的はこのシーズンにやり残していた、2本の林道とひとつの場所を訪れること。

まずはここです。
ここに来るのは今年の春以来ですが、これまでに終点まで行ったのは2回です(いずれも複数人で)。
その前にソロでやはり2回行っていますが、その時は途中で倒木があり撤退でした。


入ってしばらくは渓流沿いに古い舗装路で登っていきます。


ダートに変わってからいくつか途中で分岐がありますが、この三叉路を右に曲がれば最後まで一本道です。(左は行き止まり)

ちなみにこんな赤く小さな杭が道の真ん中に立っているのを見たことがある方も多いと思いますが、僕の経験上この杭がある場合その先は99%行き止まりです。


徐々に高度を稼いで行くと空が大きく広がり始めます。


左上の山並み付近が目的の場所です。


ヘアピンの連続でさらに登って行くと・・


それまでの土質の路面から、シダに覆われた厄介な区間になります。
なにせここは落石が多く、シダに隠れたそれはまるで地雷のような存在です。
不用意に踏んでしまえばフロントが跳ねられてコントロールを乱しかねません。


さらに大きく景色が広がっていき路面は安定しますが、まだ油断は禁物です。


一旦下りとなり、またモジャモジャの道になるので、多分知らずにソロで来たらほとんどの人はここで引き返すでしょう。
(春に来た時はシダが枯れて、もう少し走りやすかったです。)


しかしそれをクリアーしてまた少し登ると、そこは・・・


超絶景の尾根道に出るのです!


お分かりになるでしょうか?
画像右手やや下に見える道が、先ほど見上げていた場所です。

尾根の両側に絶景が広がります。


この日は雲海を期待していたのですが、それは残念ながら見られませんでした。


でもそれを差し引いても充分すぎる眺めです。


これまでの中でもこの場所では最高の天気に恵まれ、紅葉の山々は神々しいほどです。
僕自身ソロでこの場まで来たのはこれが初めて。
正直に言えば少し不安で悩んだのですが、本当に来て良かった!!




時間をかけてたっぷりと写真を撮り、満足のうちに次の場所へと移動します。


そこからほど近いこの場所もこの春以来。



春には毎年この桜の大樹が満開になるのを欠かさず見に来ています。

今年の春に撮影




  





今年の紅葉はスタートが遅めでしたが、そこから強雨、強風に見舞われることが無かったからなのか、結果的に見事な色づきのまま長く楽しめました。


渋柿もすっかりと熟して、そろそろ農家の軒先にズラリとぶら下がる頃です。


お次は大きく移動して、神鍋から羽尻線に入ります。
するとなんとこんな美しい黄葉の並木道です。


この光と影がたまらなく好きなんです。


この日はこの場所でコンビニおにぎりで昼食。
予算は明日のために節約です。


春一番には探索チーム(別名ゴムボーイズ&ガール)で逆側から入って大奮闘した道です。


あの苦労は何だったのか、と思うほどその後に整備されたのですが・・


それにしても本当に、本当に美しい!
葉が落ちて見晴らしも良いので格別です。


そしてふかふかの落ち葉が敷き詰められたダートを走る心地良さたるや。






一部、あの時の奮闘の証が残っていました。


金山方向からの路面整備区間が、今回でさらに伸びているので、そこからは極上フラットです。





そしてふと入ってみた支線でしたが、突然あたりの植生がガラッと変わりました!


これは素晴らしい!
たぶんカラマツだと思うのですが、こんなふうに針葉樹の葉が黄色くなる風景はまるでカナダあたりにいるような錯覚に陥ります。(行ったことないけど)


さらにさらにその奥には、心地よく優しいブナの森が広がっていました。


蘇武岳への登山道で行き止まりではありましたが、これは大きな収穫です。


この日の最後は、いつもの東ハチ。


今シーズン最後(たぶん)のお別れとお礼を兼ねて。
今年も素晴らしい景色を楽しませてくれてありがとう。


DAY2

もともとの週末の予定はこちらがメイン。
前日のソロ絶景巡りは天気予報を見て急遽決めたのですが、サラッと走るつもりがつい長くなって、何度も何度も撮影をするために乗降を繰り返していたら、帰りの車中で脚が攣って悶絶していました。
朝に予防&対処薬のコムレケアを服用しましたが、この日もまた途中で同じ苦しみを味わうのではないかと爆弾を抱えた気分です。
(主成分はツム◯の漢方と同じく芍薬甘草湯ですが、こちらの方が効き目が良いと感じています。あとは攣り始めたら深呼吸して、いかに脱力して、患部から気を外らせるかがカギです)


この日の探索メンバーはえでーさん&Kちゃんペア、まこっちゃんとそのカヤック仲間のMKさんが初参加です。
一番の目的は今年発見した三川東作業道群の完全解明。
完抜けルートの他に三つの大きな支線(青い線)が地図上に載っているのですが、果たしてその通りそれは本当に今も行き止まりなのかを確かめてみたかったのです。





本線の途中にあった、以前には苦労したアトラクションも、その後お仲間たちが走ってくれたおかげか、ずいぶんとイージーになっていました。

景色はやはり素晴らしく香住港と日本海が樹々の間から臨めます。


グループの時は林道内では先頭を譲り、僕は後から付いていきます。


それは好きな場所で止まってこんな風景を撮影するため。
みんなはもう心得てくれて、どこかその先で文句も言わずに止まって待ってくれています。


しかしこの日、爆弾を抱えていたのは僕だけではなく、えでーさんも同様でした。
その上とことんツキのない日だったようで、途中何処かに消えたと思っていたら、メガネを無くして探していたそう。
結局その支線を引き返す途中にKちゃんが見事に発見!(タイヤで踏んでいたけどね・・)


不幸は続き、今度はテールランプを止めるボルトのベースが壊れたために外れてブラブラ。


果てはいつもに比べて遥かに多い転倒数 ・・


それでも柴山駅に抜ける道のアトラクションでは汚名返上か?


Kちゃんはこの日は対照的にライディングが冴えています!

この道も良い雰囲気です。
この日これまでのうち、特に三川東作業道群は秘境感に溢れて適度なガレ、難所を繰り返しながら絶景も眺められるという一級品です。
ただし経験の乏しい方にはおすすめはしません。


早朝からたっぷりと楽しんで、香住港に到着したのは11:20頃という理想的なタイミング。
タッチの差で目当ての店に待ちなしで入ることができました。
このところ通い続けていた店とは違い、それ以前から来ていたお店(W)です。
店に入りこの日のおすすめを見ると、なんと焼き魚定食に『ノ・ド・グ・ロ』の4文字が!


通常の定食の値段よりも少しアップしているのですが、迷いなくこれを選んだのは大正解!
いや〜人生これまで食べた焼き魚の中で、間違いなくベストスリーに入ります。


その後浜辺でゆっくりと休憩した後には恒例のアトラクションです。
僕が企画したグループツーリングには、たいてい何かひとつはこんなお楽しみタイムがあります。
それにチャレンジしたのはカヤックとオフの二刀流まこっちゃんでした。

実はココ、僕も含めて対岸(中洲)まで渡った人は皆無だったのですが、彼にそれは伏せていました。
ベテランカヤッカーの眼力でイケると判断したそうですが、意外に深くてキャーって嬌声を上げながら走っていましたね。
見た目では足首程度の深さかな〜って、僕も思っていたのですけどね。
ちなみにそれを見ていた他のみんなは揃って辞退。
ま、また濡れても良い暑い季節にチャレンジしたいものです。
その時はモトパンの下に水着を着ておいて、あの奥の淵にも潜って遊びましょう。

そこからはまた探索タイム。
目的は池ヶ平林道周辺のの支線調査です。

この道、かなり古そうで昔は生活道路として使われていたような雰囲気です。


しかし長いこと放置されていたようで倒木、倒竹そして崩落でアウト。


反対側の出入り口と思われる区間もやはり良い雰囲気なのですが、そろそろ太陽も傾いてきたので次回に持ち越し。


と言いながらもまた気になる支線があれば入ってみたくなってしまうのですよね。






満腹した後は集中力低下でポテポテこけていたKちゃんでしたが、ここでは見事にクリア!


あ〜楽しかった!!
ソロでゆっくりと、じっくりと好きな場所で自分のペースで楽しむのも好きですが、気心の知れた仲間たちとワイワイ言いながら、ソロでは入れない、躊躇うような場所で一緒に過ごすのもこれまたイイもんです。
結局この日は大きな成果は挙げられませんでしたが、それもまた次への期待につながります。
初参加MKさんもオフロードを始めたばかりとは思えない安定した走りでお見事でした。


振り返ってみれば、最高に充実したそれぞれの二日間でした。
天気も朝晩は冷えますが、どちらも小春日和の最高の天気に終始しました。


二日目の僕の抱えた爆弾も何とか不発に終わりホッとしましたが、えでーさんの爆弾はというと?


前日トランポに積み込む時に発覚したという、クラッチワイヤーの損傷・切れかけも、最後までギリギリセーフだったようです。
次回はお互いに万全の体制で臨みましょう。
次こそは完抜けできる道を見つけてやるぞ〜!