苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

初秋の但馬、雲海とススキの海 10/16 但馬

まずは業務連絡です。
土曜日にいつもお世話になっている京都のTOM'Sさんに行くと、現在とても入手困難となったSHERCO TY125の新古車が店頭にありました。
聞くところによればステージ3のフルキットを組み込まれた個体だそうですが、前オーナーさんが急に多忙となり、まだ4、5回しか乗っていなかったものを買い取り(買い戻し)したそうです。



ただし現在すでに1件商談が入っているとのことなのですが、もしそれが破談となれば即納で手に入るチャンス!
車両本体は少なくとも半年、フルキット組み込みも今まだ順番待ちが続いており、パーツが揃わないと同じくらい待たなければならないこともあるのでこれは魅力的でしょう。
お値段その他はお店の方に電話かメールで直接お問合せください。
クリックしてね⤵️



さらに店頭には素晴らしいコンディションのシャリーのフルレストア&チューンモデル(価格応段)やスペシャルパーツの組まれたハンターカブ。(こちらは社用車)
そしてその奥にはブルーのBETA RR4T 125LC・・って、これ僕のやん。
ま、この件に関しては近々重大発表?があるのでお楽しみに。



さーて、それでは本題に入りましょう。
翌日は絶好の秋晴れ、寒くもなく暑くもない最高の天気となったこの日は、初秋の但馬を彩る『雲海』と『ススキの海』を求めて、とにかくひたすら美しい場所を求めて走ります。


なおいつものことですが、ルートに関しては偉大なる我らのバイブル『鳥取周辺の林道NAVI』をサイドバーにリンクで貼ってありますのでそちらをご参考に。



まずはトランポを村岡の御殿山公園に停めて、そこからほど近い粟ケ尾林道を蘇武岳方面に向かって登ります。



こちらは麓から中腹までは素晴らしいフラット。



それを過ぎてタイトコーナーのつづら折り手前まではやや荒れ気味です。
初めてだと結構慌てることもあるくらいなので要注意。
この道はこの先とても紅葉が美しくなるのですが、今はまだ緑に覆われています。



遥かに見えるのは香住港の方角。
本当は今日もまた、あの美味しい海鮮料理を食べに行きたいところですがグッと我慢。



登り切ると妙見蘇武岳線の舗装林道に交差し、一旦北上して奥神へと。
時刻は8時過ぎていましたが、見たかった雲海に間に合いました!
この周辺はすぐに消えてしまうのですが、少し離れた和田山から丹波にかけては霧の名所です。



素晴らしい!!
ここは標高1000mくらいですが、こんなにアクセスが良く、しかも他に人が全くいない場所は穴場としか言いようがありません。
何でもアマチュアカメラマンに人気の竹田城跡を撮るのにベストな場所である立雲峡などでは、車を停めるスペースが無く大変らしいです。




今度は一度、その竹田城跡を臨むとっておきのあの場所に、雲海が出そうな時を狙って行ってみましょうかね。



それにしても本当に良い天気!
こんな日を逃したそこのアナタ、何度も言っていますが但馬のシーズンはもう残りわずかですよ。



一旦神鍋高原に降りてから、また万場の神鍋蘇武岳林道で再び登ります。
この前まで放牧されていた但馬牛たちは居なくなり・・



トンボは減ってきましたが、バッタはたくさん飛び回っています。
殿様バッタも緑から茶褐色へと衣替え。



ここから見えた雲海をもう一度アップでどうぞ。
蘇武岳山頂は車でも近くまで登れ、歩いて15分くらいでこうした景色が360度見えるので、愛妻家のオフローダーがポイントを稼ぐ?には絶好です。
早起きをしてまで見たいかどうかが問題ですけどね。



この林道も間違ってゲレンデの中のルートに入らなければ基本的にはフラットです。
麓ではこの頃キャンプ場ができて盛況なので、通過する時には静かにお願いしますね。
そうでないとバイク通行禁止となってしまう可能性も否定できません。



妙見蘇武線から三川線にかけての紅葉は、これから本当に息を呑むような美しさとなりますが、まだこの日はほんの少し色づいてきたくらい。



画像だと分かりにくいでしょうか?
山々のテッペンがすこーし赤く染まり出しています。



そこから今度は南下して、ちょこっとだけ羽尻線へ。
この日は日曜日でお休みでしたが、法面工事中なので平日などは要注意です。



なぜちょこっとだけかと言うと、全部走るとこの後の予定が上手くいかなくなるせいで、それでもこの支線の様子を見ておきたかったのです。



この場所でしかあまり見ることのできない松の紅葉はまだでしたが・・



シダの一種である「ヒゲノカズラ」の胞子嚢穂??を見ることができました。



この稜線は自然林が残る良い場所ですね。
舗装林道を常に整備してPRすれば、とても人気が出る観光資源だと思うのですが、まあそうなると僕らが走りにくくなるのでこのまままそっとしておいてもらった方が良策かも。




そして少しだけまたまた北上してから高井に向かって峠を降り、途中の廃牧場の見晴らしの良い場所は僕の定点撮影場所です。



もうひとつの入り口のダートにバラスが入れられて、やけに重機の跡ができているなあと思っていたら、その奥が伐採した木の集積場となっていました。
廃業となってから通年入れるようになって僕としては好都合でしたが、これは今後ちょっと平日は無理ですね。



最近はここだけでなく、放牧場が減りつつあるようです。
牛のためには良い環境なのではと素人考えで思っていましたが、やはりリスクや手間の問題など様々あるようですね。



古い倒木には大きな猿の腰掛け。
古木が白化したのは大好きで、こんなオブジェを自分の庭に置けたらいいのになあ。



国道9号線に戻りトランポに向かう途中にある村岡の古い商店街に入ってみました。
商店街と言っても、すでに廃業したお店がほとんどで、いまだに営業している店の前を通るとじいちゃんばあちゃんの家の匂いが漂ってきます。
その一角にはこんなタイムスリップしたような空間がありました。
近くにあった案内板を見ると、この村岡一帯は江戸時代には文化的にも商業的にもかなり繁栄をしており、同時に重要な宿場町でもあったそうです。



トランポに戻り、ヘルメットとブーツ、それにグローブだけを脱いでバイクを積み直します。
そして小代へ移動してまたバイクを降ろして稲荷尾林道に進みます。
最近はこんなパターンをよく使っていますが、できるだけリエゾンを減らして体やバイクへの負担を減らすことが目的です。
積み下ろしだけならばチャッチャっと3分もかからないし、日没ギリギリまでも粘れたりするので便利なんです。


それにしてもここは最近また草がボーボーになってきました・・オフローダーのみなさーん、稲荷尾林道をもっともっと走りましょう!


まあちょっとややこしい?区間もありますが、ホラこ〜んなに美しいエリアもあるんですよ♪



ここで撮るこんなカットは自分でもいつもお気に入りの一枚となります。



そして大照林道(舗装)に出ると、目の前にはススキの海が広がっています。



一番高いところにある展望あずまやで昼食にしようと思っていましたが、この日は3人のオフローダーの先客がいらしたので、クルリと引き返して『ちょっこし海の見える丘』のベンチテーブルが本日のレストラン。(ちょっこしって但馬弁ですか?)
大きな栗の木が木陰を作ってくれて、心地よい風が吹いていました♫



そこから北に向かうと仏ノ尾林道に進めます。
ここも本来ロングフラットのひとつですが、なんか路面状態がいつもと違うぞ・・。



それもそのはず、数カ所で伐採作業が行われていましたが、日曜日はきっちりとお休みの様子。
このところのウッドショックであちらこちらで皆伐が進んでいますが、幸いなことにここは間伐ということでひと安心でしょう。
しかしこの前に出会った林業関係の方もおっしゃっていましたが、木材はすぐには商品化ができなく、できる頃には今の需要が続いているのかどうか?
森が活気を取り戻すのは良いことだと思いますが、ブームに躍らせれることなく長期的な計画で良い状態を保ってくれることを祈ります。




途中で必ず寄る支線もススキは今が見頃の状態でした。
少し残念だったのは3台の廃車が眠る場所の先は、斜め倒木で抜けられなくなったことです。(簡単に切れそうでしたが、この日は木こりはお休み)


国道482号線を鳥取若桜方面に進み、途中でとちのき村方面に登り、そこから今日のメインステージへと向かいます。
実はそこは毎年訪れている『ススキの海』として僕的にベストな場所なのですが、何を勘違いしていたのか、最もそれが美しいタイミングをやや過ぎてしまっています。
後から思えば何を差し置いても、そうあの先々週の探索を止めてでも行くべきだったのです!



途中のルートはまだ美しい緑のトンネルが続いています。



トンネルを抜けるとそこは・・・



ヨカッタ!!
他の場所に比べると標高が高いのでやはりススキの見頃のピークは過ぎていましたが、それでもなんとかギリギリ間に合った感じです。




順光で見ると茶色く見すぼらしい感もありますが、こうして西陽の逆光を浴びれば銀色に輝き出します🎵



ソロなので重たくなることも我慢してバッグに入れた三脚を取り出し、スマホをセルフタイマー&バーストにセットして自撮り。



左後方に見える氷ノ山は山頂の避難小屋まではっきりと見えます。
まだ自分の足で登ったことはないのですが、ここからは片道5.5kmだそうなので冬場に一度スノーシューで行ってみたい!



ここは来た道とは反対からも下れますが、そうするとトランポに戻るのが大変になるので今回は同じ道を使って引き返します。


トランポを使うと必ず同じ場所に戻らなければなりませんが、それでも使う以前に思っていたほどは苦になりません。



その途中で分岐から廃村熱田に続く道を下り、久しぶりにお地蔵様にご挨拶。
最初見た時は首無しだったのでドキッとしましたが、各地に残るこうした首無し地蔵はさまざまな説があり、その大半は明治初期の廃仏毀釈による民衆の暴挙による騒ぎの結果だとされています。



そのまた先には熱田に続く道がありますが、これはかなり険しくて歩いてでも大変だそうです。
バイクで抜けることができたら大発見になること間違いなしですが、命の保障はありません。



来た時とは少し途中でルートを変えて森の中を抜けていきます。



するとこれまで何度も走っていながら気がつかなかった、すごい樹を見つけました!



よーく見るといくつもの人の顔、単体の耳や鼻のパーツ、それに何種類かの動物が混ざっているように見えてしまいます。
ちょっとグロテスクでもありながら、自然の芸術とも言えるのではないでしょうか。




このあたりも紅葉のピークになるととても美しい場所ですが、やはり今はまだところどころほんのうっすら色づく程度。



でもナナカマドだけはすでに真っ赤な実と葉が美しい♪



そして麓の新屋集落との中間にある廃スキー場ではススキが今がピーク!


閑話休題ですが最近アメリカ大陸などでススキが繁殖拡大して問題になっているそうです。
ちょうど真逆で、日本では厄介者のセイタカアワダチソウはあちらでは観賞用として人気があるそうですが、『所変われば品変わる』の典型ですね。



ここでは猫じゃらしの大きめのようなチカラシバが勢力を拡大しています。



これもいいんですけど、ひっつき虫がブーツの中に入るとチクチクするんですよね。
以前、あの大御所をここにご案内した時はブツブツ文句を言っていましたっけ・・。



それでも但馬コロラド(勝手に命名シリーズ)の良さはわかる人にだけ分かって貰えば良いのです。



いや、たとえそれが自分だけであっても、気に入った場所をいくつも持つことは豊かな心の財産です。



この小代の里山風景もそのひとつ。
日本は美しい国だと、そう思いませんか?


ただその一瞬(とき)のためにだけ 10/8 作州 鏡野町


この10月の初旬は一年を通して最も天気が安定していると言われていて、特に10月10日の体育の日は晴れというのがお決まりでしたよね。
でも今年の三連休は無情にも天気予報は傘マークだらけ・・。
それが直前になって、いつも見ている3つのうちのひとつ tenki.jp だけが朝から晴れ☀️☀️
ホンマかいなと思いながら4時に起きると、確かに我が家の周りのまだ暗い空にも晴れ間が見えていました。
それならば見頃を迎えつつあるススキを撮りに行ってみるか!と車を西に走らせること約170km 。
するとなんと、目的地の高原に近づくにつれて真っ黒な雲に覆われてくるではありませんか⤵︎
そして一旦は止んでいたらしき雨も、次第にフロントグラスを濡らし始めています。


晴れていたならば、このエリアでまだ未開拓の林道でも探ってみようかと思っていましたが、このところ随分と連続してたっぷりと走っていたので、出だしからレインウエアを着てまで走る気にならず、とりあえず着替えてからは車内で待機。
信じた天気予報サイトとは別のふたつ(ウエザーニュースとYahoo!)は昼過ぎからは晴れてくるということだったので、気長にスマホでMLBを見て過ごしたり、車であちこちの林道入り口だけ調査して時間を過ごすも、天気の方は一向に良くなりません。


そうこうしているうちに時刻は3時を過ぎ、それでもまだ降ったり止んだりを繰り返していたので、もう諦めてウエアを脱いでいると雲の合間に僅かな青空が・・。
さらにそれがみるみると範囲を広げ始めました。
マジかよ!・・と思いながら慌てて用意し直し、どうしてもピンポイントで写真を撮りたかった丘の上の場所に向かいました。
(トランポはすぐ近くに停めておいて)


多くのオフローダーの皆さんは、ほとんど誰もが走りそのものに楽しみを求めていることがアタリマエでしょうが、僕の場合はそれよりもどれだけ美しい風景や場面に出逢えられるかが最優先です。
考えてみれば写真を特別な趣味にしていれば、大金をかけて北欧にまでオーロラを撮影しに行くことも、アングラー(釣り人)が巨大ジャイアント・トレバリーやターポンを求めて南太平洋やカリブ海まで足を伸ばすことだって少しも不思議では無く、それに比べれば半日を車の中で浪費したって大したことではありません。
1日で何本の林道を走ったかではなく、レースで何位に入ったかでもなく、今の僕にとって大切なのは自然が与えてくれるその瞬間に立ち会えること。
そのための大切で大好きな道具がオフロードバイクであるということに他なりません。


もちろん走りそのものも楽しいですけれど、(歳のせいだとは口が裂けても言いませんが)ほんの少しの距離をのんびり走って大好きなこの場所にやってきて、たった1時間でもその空間で好きなように過ごせたら幸せです♫


ということで今回はキャプションは無しで、ずらっと画像を並べておきます。


ちなみに今回はOLIMPUS OM-Dミラーレス一眼を持っていきましたが、それで撮った画像はこの中では1枚だけ。
それ以外全てはiPhone11proで写したものです。

































  















今日も但馬で廃道探索 10/2  但馬

10月に入りました。
今年も残りあと3ヶ月、但馬は雪が多いので、シーズン終了まではあと2ヶ月足らずとなり、いよいよラストスパートです。



朝の最低気温は13°c!
途中では名物の丹波霧も出ていたので、自走だったら辛くなる季節です。
朝は寒くて着込んだものを、昼になったら脱いでバッグに入れるとすごくかさばってしまいます。
今のトランポ生活はホントにありがたい。




そろそろススキの見頃が始まりますが、村岡の陣屋跡の大銀杏はまだ緑の葉のまま。



さて、今日の予定はこんな感じ。
本命がどれだけ手強いかで変わりますが、とりあえず盛り沢山仕入れておきました。
①から⑥までがまだ解明できていない林道/作業道ですが、果たして全てを走れるかどうか?



まずは①の但馬大仏裏にある作業道です。
ここは先日に途中まで走って、結論は残してあります。



今日のメンバーは少なめで、大隊長、えでーさん、RYOTAくんと僕の4名。
コトがうまく運べば、サクサクとスケジュールを進められるかも?



近くの春木峠側にも作業道群がありますが、こちらの方が幅員は広くしっかりとした造りです。



いわゆる”路網”というヤツのようで、四方八方に支線が広がり、ソロで走ると迷子になってしまいそうです。



雰囲気はとても良かったのですが、残念ながらここは全て行き止まりでした。
面積はかなりあるので楽しめますが、展望が開けた所が無いというのが残念です。


  
少し移動して、この日の大本命である②の道に突入です!
ここは前回歩いて下見を少ししていますが、ずっと以前に反対側(春木集落)の出入り口からソロで探ったことがあります。
その時は途中で道が消えてしまい、一旦は諦めたのですが、こちら側の出入り口がここだと判明できたので再チャレンジです。


  
ここは確認済みのアトラクションですが、より容易になるように地ならし。



大隊長とえでーさんは見事一発でクリーンでしたが、僕と RYOTAくんは要ヘルプ。
最近どうも退化しているなあ・・。
初っ端からこれでは、この先が思いやられる。



お次のアトラクションは腐食が進み結構ヤバそうな木製の橋。
いつもは下見をしない大隊長が珍しく慎重になっています。



路面の板はボロボロで穴がたくさん開いていますが、その下の支柱は大丈夫そうだったので他のみんなは割とお気楽に。
それでもできるだけ負荷を減らそうと、バッグは置いて静かにバイクを押して渡りました。




その先も予想以上の倒木があり苦戦します。



そしておそらくルートの半分くらいの地点で道がハッキリとしなくなり・・



ほぼ消えかかってっ獣の踏み跡だけが残る、いわゆる『けもの道』になってしまいました。



並行して流れる沢には”甌穴”?と思いましたが、これは人工の堰のようです。
これまでの道はこれを作るために付けられていたのかもしれません。



やはりこのルートをバイクで抜けることは不可能だったのか・・。
これが成功したらかなり面白かっただろうにと思うと残念至極!



こんな奥に眠る物件は、ハンドルに「GF」とあったので、昔のマツダ・グランドファミリアバンのようでした?



昔はこの道がこんな車でも入って来られるくらいの状態だったとは信じられないほどです。
昭和40年代中期ということは、僕が中学生くらいの頃なのかい???



行き止まりとなって引き返す時は、あ〜もうこれ以上苦労しなくても良いのか、という安堵感と、アレをもう一回(さっき苦労した場所の逆走)走らなければいけないのか・・という相反する気持ちがクロスします。


  
今日の本命が失敗に終わり、かなり残念であります⤵︎
このところ、以前に比べると廃道探索の成功確率が飛躍的に向上して、我ながら内心鼻高々でしたが、この日の他の残りルートはどれも抜けられる可能性はミニマム。
それでも③の作業道に進みます。



天気は快晴でどんどん気温も上がってきました。
風が抜ける場所は気持ちが良いほどですが、ややこしい場所でイゴイゴ(バイクを押したり引いたり)とやっていると暑くてたまらなくなります。



この道は所々に風景の良いポイントがありますが、この先の稜線はどうなっていることでしょう?



崩落地点の先は美しい馬の背の直線路がありましたが、その両側は木立がびっしりと続いているので、良いはずの風景が見えません・・。



う〜む、ここもまた雰囲気は良いのですが、もうちょっと景色が広がっていればなあ・・。




ということで、午前中に予定していたルートは半分くらいしか走れずに終了です。


そして他の皆さんの期待にお応えして、香住のいつもの店に。



注文したのは4人とも同じ『マグロ丼』!
みんな前回のブログを見て楽しみにしていたそうです。
それに僕も連られて2週連続。
中心の部分が赤身に代わり、お値段50円アップでしたが全員大満足。
このご時世でということで、他のメニューも全て若干の値上がり。
それでも内容からすれば良心的で安い部類なのは嬉しい限りです。



食後はもちろんビーチサイドでのくつろぎタイム。



その後、今日はこのままだと完抜けゼロになりそうなので、絶対に抜けられる自信のある道にやって来ました。



ここは以前に半分まで走りましたが、その時はとある情報を読み違えて、残り半分は無理だと思っていたのですが、その後それが誤りだと気付き、あらためて走ると本当に抜けることが出来ました!


当初の計画では、その後に浜坂方面から⑥の探索を予定していましたが、今回は時間が足らなくなりそうなのでカットです。



その流れで三田浜で撮影タイム。
僕はその昔、関東に住んでいたので、伊豆・吉佐美の浜を冬場は義理の兄のTY125(2スト)を借りて走っていたことを思い出します。



その後④の応挙の森にバイクを進めますが、これは本日一番の大ハズレ!



わずか1kmも進まないうちに道が無くなり撤退!



気分をリフレッシュするために矢田川の浅瀬で水遊び。
一見浅く見える瀬ですが、ここは昨年まこっちゃんが読みを誤って水没しそうになった場所。
よほど減水していないと、対岸に渡るのは無理ですよ。



でもこんな青空が広がっていれば、ブーツに浸水してきても写真を撮らずにはいられません。(防水ソックス履いてますけどネ)


もう秋も深まってきて、影も長く伸びてきましたね。



しばし南下して、最後のターゲットは⓹の『千古の森』です。
ここは前回ふと立ち寄ったところ、思いもよらずイイ感じだった場所です♫


山間の場所では4時を過ぎれば陽が陰ってしまうようになりました。



たくさん落ちていた木の実は『栃』かな?
なんかちょっと違うような気もするけど。



ここは途中まで美しく、面白い道がありました。
しかし次第に難易度が増し、大隊長が奮闘努力されていたものの、とうとう抜けられることができず。
案内板によれば、ループで走れるルートと、西ヶ岡の棚田に抜けるルートがある筈ですが、いずれも完全に廃れてしまっていました。
僕はといえば、手足が攣りだしてきて気力体力とも限界となりギブアップ。
涼しくなってきて、半分凍らせたドリンクはもう必要ないだろうと過信していたのが仇となったようです。



ま、それでも気持ちはスッキリで、次のステージに進むきっかけになりそうです。
気がつけば、すでにススキは見ごろを迎えつつ、ボチボチ紅葉も始まってくるでしょう。
一年のハイライトであるこのシーズンがやって来ました!
今年はどんなドラマが待っているのでしょう、楽しみですね🎵🎵





オス同士なのにいつもベッタリと仲の良い2匹と、それを冷ややかに眺める紅一点

秋の気配を感じながらの小径散策 9/24 但馬


台風15号は兵庫県では特に大きな被害も無く去っていきやれやれ。
三連休の初日は雨の出だしでしたが、土日は本当に久しぶりに好天となり、胸を撫で下ろしている人も多いことでしょう。


イガグリはもうたくさん落ちていますが、柿もそろそろ色付いてきたようです。
この日もソロでスタートし、目的地(折り返し地点)は香住漁港です。
次回のグリープツーリングのプランニングのために、いくつか候補ルートを確認していこうと決めました。



とその前に、ちょっと気になっていた県道4号線から入る小径へと。
どなたかが越え易くしてくれていた倒木をクリアして進むと、その先で用野和佐父の東側入口の分岐先と繋がっていました。
そう、誰でもまっすぐ行ってしまうあの道です。
ふ〜ん、そうだったのかあ。



味取から春木に向かう細い舗装路の途中にある目立たない分岐は、入り口に『この先の木橋は通行止め』の看板が新たに立てられていました。
一見、道には見えないくらいで確信が持てなかったのですが、これでここは道だとはっきりしました。
倒木群もチェーンソーでカットしてあり、現状では歩いて進むしか無理ですが、数人いればバイクでもそれが容易になるでしょう。



すぐにひとつ目の橋がありましたが、それは木製ではなかったので、看板の対象はまだ先のことなのか?
やや激しい崩落と倒木がありましたが、これも矢印のラインでこのまま越せることでしょう。



それを越えるとしばらくは極楽のように見えます。
地図で見ると高低差はないので、このまま春木まで抜けられるのでしょうか?
それにまだ残り2つあるはずの橋は無事に渡れるのか?
ここが次回の廃道探索メインイベントとなるのは確実でしょうね。



県道4号線に戻り北上する途中で、こちらも気になっていた脇道へと入ります。
すると入り口はショボかったのに、進むにつれていい感じ!




スバラシイ!
造林でもなく、一体何のために造った道なのかさっぱり分かりませんが美しい道です。



予想を超える長さではありましたが、やはりそれなりのところで行き止まり。
もちろん探索はそれが抜けられたら嬉しさ倍増ですが、たとえそうでなくても気に入った景色や雰囲気が味わえたら僕は大いに満足です。
走り屋さんはそれでは満足できないことが多いようですが、僕のようなタイプ(って他にいるのかはギモン?)は楽しくて仕方ありません。
つくづく思うのですが、それはやっぱりソロで走らないと味わうことが出来ないのですよね。



香住の街中に近づくすぐ手前、ここも以前から何かありそうだなと目星をつけていたところ。
ありましたねえ、やっぱり!
この一帯の森は自然を残した公園として整備されていたようですが、今は訪れる人も無いようでやや荒れています。
この作業道の先はまず間違いなく行き止まりでしょうが、もしかすると以前から行きたくても行けなかった矢田川の広く美しい河原に出られるかもしれません。
だとすればこれも大いに価値あり!
グループのみんなには悪いけれど、道連れにしちゃいましょ。



ここは全体にぐるっと大きくひと回りできるようになっていて、その一角には野芝の美しい道もありました。
小ネタだけど、全体を走れたらなかなか面白そう。



そして11時過ぎに香住に着き、今日のA候補の店に行くと開店が12時に変更になっていてまだ時間があったので、近くのB候補の店にしたのがむしろラッキーでした♪
店内のホワイトボードに『マグロ』と書いてあったので「丼にできる?」と聞くと快くOKの返事。
そしてすぐに運ばれてきたのがコレ ↑ ↑



今年の6月にも一度、この画像の『大トロ丼』を食べたのですが、旨さはむしろ今回の中トロの方が良く、最後の一口までウットリとするような味わいでした♪
牛肉などでもあんまりサシが多いと飽きてしまうのですが、それって加齢が原因?


値段は大トロ丼は2000円だったで、今回の中トロ丼はいくらだろうと思っていたら、何と1350円ポッキリ!
「えっ、本当にそれでいいの?」と思わず聞き返してしまいました。



食後はいつもこの場所で海を眺めながら、の〜んびり至福の時です。
本当に良い食材でごまかしなく作られた料理は、幸せな後味がずっと尾を引きます。



このところ雨後の日に走ることが多かったので、なかなか清流というものに巡り会えなかったのですが、この日は久しぶりに透き通っていた矢田川の流れ。
鮎釣りの人にも邪魔にならない、いくつかこうした撮影場所は確保してあるのですが、やっぱりここがベストかな♫



そこから香住往復コース本来の定番である池ヶ平林道へ。



ここで停めて撮影をしていると、頭上に猛禽類トビ(たぶん)が10羽ほど集結してグルグルと飛んでいます。



その下は深い谷筋が続いていますが、何か獲物でもいるのかと思っていると・・



ハシブトガラスが1羽、枝の先端に止ったまま弱々しく控えめにヵァ〜と鳴いています。
ええっ、キミがターゲットとしてロックオンされているの?
本当の原因は分かりませんが、ちょっと不思議な光景でした。


その後、よくアドバイスや知識を与えて頂いている読者の「リトルターン』さんから、これを見たのは貴重な体験で、ワシタカが渡りの途中で行う『鷹柱』ですよとご教授いただきました!
そうと分かっていたならば、もっと真剣に動画に収めたのに・・




兵庫県北部の林道で見た『鷹柱』



ここでも気になるルートの存在がありそうだったので、そのヒントは無いかとじっくりと探りながら走りましたが、その答えは見当たらず。



でもその代わりに、また野芝の素敵な空間を発見。
僕はとにかく芝が大好きなので、この写真を撮る時にも地面に低く伏せると良い香りがしてもうたまりませーん!
そのままずーっと転がっていたくなるほど。



県道に出るといつもは左折して南下しますが、この日は一旦また北上します。
浜坂のやや南、久斗の藤尾という集落の奥に何かありそうだと目星を付けていました。



あったあった!
ここも予想を超えて幅員も広く気持ちの良いダートです。



沢に沿って山中に向かっていくと、方角的には安泰寺方向ですが、地図で見ると勾配が急なので行き止まりは確実でしょう。



かなり奥まで入ったところに、こんな立派な石碑が現れました。
林道には石碑が付き物ですが、それはほとんど開通記念としてのもの。
しかしこれには全く個人的な内容の文章が彫られていますが、いったい順天題って誰?
それに『緑子よ』としながら、『お前たち』と複数にするのはナゼ??
謎だらけの石碑でしたが、そういえば寺河内の奥にもやはり不思議な石碑があったなあ・・



そしてここは途中の分岐から、その一方はこんな倒木で撤退。
一本ずつの木は細いので、みんなで手分けすれば楽勝ですけどね。



戻ってから右の分岐に進んでみると・・



こちらも雰囲気は良く、地形図を見ていなければ抜けられても何ら不思議ではないと思ってしまいそうです。



しかしこちらもある程度進んだところで倒木あり。
ここまで来るのにちょっとリエゾンが長くなるけど、やはり探索ルートに組み込もうかな。



いや〜しかしこのエリアは本当にのどかで雰囲気の良いところです♫



県道を隔てた向かい側にもダートの入り口があったので、入ってみるとミニ滝がすぐそこに!



中に進むと、やはり同じような広さと雰囲気のダートが伸びています。



小さく美しい沢が道と並行して続いています。



するとまた石碑?
いやこれは落石か??



よ〜く見ると、上に乗っている小さな岩はまるで耳の無い、トボけた猫の顔のよう。
自然のものなのか、人の手によるものなのか、さーっぱり分かりませんがこりゃオモシロイ。



さらに奥に進むと一瞬ですがカワセミの姿が見られました!
ラッキーだなあ🎵
あの美しいカワセミのブルーは、日本にいる野鳥の中では別格ですね。



そしてこちらははっきりと行き止まりとなり、これはこれで納得です。
道だか何だか分からなくなったり、崩落などで行けなくなるよりは諦めがついてすっきりとします。



元の道に戻り、再び南下して本谷林道に進んでいきます。
ふと思ったのですが、この一帯はこうした自生の野芝があちらこちらに多くあります。
ましてや林道路面にこうしてグリーンカーペットのように広がっているのは何とも言えず、いつ走っても気持ちが良くて大好きです。



2年ほど前から少し荒れていたこの林道ですが、北側の半分はこれまでになくグッドコンディションで、残っていた倒木もきれいに無くなっているのは行政の手が入ったためのようです。



天高くイワシ雲が美しい季節になってきました。



南半分の区間はまだ相変わらず荒れた部分が残っている・・というか今回の台風でより増えていました。
ぬかるみが多く、ヘタをすると全身泥人形になってしまいそうですが、特に通行困難になるほどではないのでご安心を。



本線を少し外れた伐採地でこの画像を撮っていると、遠くからバイクの排気音が聞こえてきました。
それは数台ですぐに頭上を通り過ぎて行きましたが、その先の出口に向かうとそこで停まっていて、その中にはお馴染みのあにぃさんの姿があり「いったいどこから来られたのですか?」と。
そりゃ抜かしたことに気づいていなければそう思いますよね。
それにしても今日もどこかでお会いする予感がしていましたが、やっぱりね!



さあ、新鮮なネタもたっぷりと仕込んだし、満足したので早めに帰ろうかと思っていましたが、デポ地の手前で以前からこれも気になっていた県道脇にあるダートへ。
入り口には丸太に彫られたこんな表示が・・ナニナニ『天空の里山と棚田』ですと!?
なんで今まで気が付かなかったんだろう?どちらも大好きなヤツじゃないですか!



でもまあどうせ、ものの100mも奥行きは無いくらいなのではと思っていたら、これもあに図らず・・



いーじゃん🎵



大樹が並んでいますが、これが千古の森という由来か?
古い石垣は集落の跡でしょうか?



これももしかすればバブルの頃に整備されたのでしょうかねえ?
その頃の自治体は潤沢な予算があったためなのか、どうしてこんな山奥に?というところにもお金をかけています。
しかし多くのものが利用者も無く、寂れて荒れ果てていることが多いのが現状です。



それがむしろ僕らにとっては好都合。
遠征をしなくても、よくよく調べれば身近にまだこんなところが残っているのです。
そんな小さな楽しみには、このシェルコTY125が無くてはならない相棒です。



まあ、いわばこんなジミィな楽しみ方をする人は少ないでしょうね。
僕も若い頃だったら、ブイブイと気持ち良く走れるスケールの大きな林道ばかりを選んでいたかもしれません。



ここは途中で道は狭くなり、その先の短い急斜面はシダで覆われています。
でもその先を歩いて行って見てみると、また良さそうな道がさらに伸びているではありませんか!
う〜ん、これも時間が余った時にはルートに組み入れましょうか。
あー今日も楽しかった🎵



トランポに戻り着替えて帰路に着くと、先ほどのあにぃさんグループが追い越して行きました。
きっとあちらは最後に用野和佐父あたりを走ってこられたのでしょうね。
後を付いて行くと、関宮の交差点で1台がガス欠でエンスト。
但馬蔵がスタート/ゴールだったらあとちょっとだったのに、これも林道あるあるですね。



オマケのお話
翌日に洗車をする時にアンダーガードを外したら、こんな青い松ぼっくりが入っていました。
いったいどうして・・?


晴れのち曇り・また廃道見つけちゃった! 9/18 但馬

先週のグループツーリングを今年の夏の一大イベントと位置付けていたので、その後ちょっと気が抜けていました。


そんな時、ふとネット広告で以前から気になっていた有料ソフトにとうとう申し込んでさっそく・・



この小さな廃校はとても気に入っているのですが、どうやってもこの電線が邪魔💢



ふふふ、成功しました〜!
これで手前の柵や正面の掲示板も消せたらもっと良くなるし、道路も・・・


僕は基本的にiPhone 11proのカメラを使うのがほとんどで、たま〜にミラーレス一眼を使うことがあります。
最近は無料の編集ソフトも良いものがいろいろありますが、これからはどーしてもっていう時に、こんな奥の手?を使いますので悪しからず。
ではそんな写真の話も交えながら、この日のレポートを始めます。



さしてあてもなく、今日は行き当たりばったりで行ってみるかとスタートしました。
唯一外せないのは、先日に初競りが始まったというノドグロを食べること。
それまで午前中は天気も良さそうだし、定番の絶景ポイントを巡って写真に収めることにして、まずはやっぱり東ハチです。
途中、舗装路から赤土の斜面に変わったところがワダチが深くなり、うっかりコケそうになりました。
でもその先の頂上はもうすっかりと秋の装いになっていて、ススキの穂が強い風になびいています。



雲が物凄い勢いで南から北に流れ、台風が近づいていることを感じさせます。



但馬の冬の訪れは早く、昨年もたしか11月の20日ごろが最後に走ったと記憶しています。
今年も同じくらいとするならば、残りはわずか2ヶ月ほど。
僕の場合は大体カレンダー通りの休みなので、ざっと10回ほどはチャンスがあっても、そのうち1/3は雨で走れなかったりでしょう。
みなさんも『まだ暑いしなあ』な〜んて言っているとあっという間に今年が終わってしまいますよ。



ともあれこれからの紅葉の季節は、言葉には表せないほどの素晴らしい風景が広がります。
バイクの調子と体調を整えて(フトコロも)、ベストシーズンを満喫したいものですね♫



さてこれはこの場所から奥への避難小屋とビッグフット(行ってみれば分かります)へと続く斜面ですが、そこそこの斜度があります。



同じ場所からの縦撮りと横撮りの比較ですが、どちらがその難易度が伝わってくるでしょう?
ブログなどSNSに使う場合、特にパソコンで見てもらうと迫力が違うと感じているので、僕の場合は横撮りがほとんどです。



ハチ高原から北に向かって瀞川氷ノ山林道を走ります。
通常よりも雨裂(流水ワダチ)が深くなっていて、油断をするとおっとっとてな感じでコケそうになります。
1台アメリカンに乗った方とすれ違いましたが、やや苦労しているようでした。



少しメインルートを外れて、野間林道の途中のイヌワシポイントに。
まだ棚田も遠目で見ると綺麗ですね!



気温はまだまだ高いですが、絹雲が多くなって季節の移ろいを感じます。



氷ノ山名物ロングストレート。





北海道の平野などでは珍しくも何ともないでしょうが、標高1000m付近で約2kmのフラットは全国でも希少だと言われています。


さて、こんなところでも縦横やアングルを変えるとこんな違い。
僕の写真は自己流なので偉そうなことは言えませんが、手間を惜しまずいろんな撮り方を試してみると楽しいですよ♪




この林道を北上して走ると、フィナーレ少し手前で広がる空間がこの『はちまき展望台』。



そうそう、大切なことがもうひとつ。
よくバイクを含めて景色を撮る時に、いつも同じ角度(例えばこういった右前からばかりとか)になってしまいがちですが、マンネリにならぬよう僕は並びを変えて画像を配置しています。
それとバイクを中心に配置することはあまりありません。
ずーっとスクロールしていってもらうと、その違いが分かってもらえると思えます。



さてさて、山を降り舗装路でこの山々の先に向かいましょうか。



途中、雰囲気の良い林があったのでふらりと。
ナンバー付きトライアル車は、こんな時でも本当に身軽なのでためらいがありません。




大好きな稲田は半分以上の刈り取りが終わっています。
台風前なので、急いで済ませておこうとしている様子です。
刈り取りは人手が必要で大変だったのは過去の話?
こんなコンバインはナンビャクマンエンもするのでしょうが、地区共同で所有しているのかなあ??



でもいつも不思議なんですよね・・ある一面は風でベッタリと薙ぎ倒されても、その隣はなんとも無いということが多々あるんです。
目に見えない風は、想像以上に複雑な流れがあるのでしょう。



そして今日のメインテーマがこの『ノドグロの塩焼き定食』。
これで体長25cmほどですが、お値段は破格の1800円!
すぐ目の前の港に揚がるのでそれも可能でしょうが、同じこの町内でも倍近い価格の店があるくらい。
それにしてもこの魚は白身の部分は当然ながら、皮もヒレも香ばしくて抜群に旨い!!
あ〜やっぱり来て良かったなあ・・しかもこの日は海が荒れていたために、これが最後の1匹だったそうです。


お腹は満足となり空は曇ってきたので今日はもう帰ろうかな・・なんて思い始めていましたが、ふと以前から時間の余った時に調べてみようと、ずっと寝かせておいた小ネタを探ることにしました。



清酒香住鶴の販売所前にあるダートに入ってみると、程よく走りやすい枯れ沢がありました。



この日は途中で引き返しましたが、どこまで行けるか試してみるのも面白そう。



これは天然プリッツェル?
いったいどうなったらこんな形になるのでしょう?
山に入るとこういった不思議なものによく出逢います。



ふたつ目は原の奥にある作業道。
地図で見る限りは99%ピストンの行き止まりですが、さてさて?



入ってすぐは廃道感たっぷりで、こりゃダメかなと思っていたら、途中からまたイイ感じになってきました。



うわわ、楽し〜い!
随分前にこの道が造られて以来、全く誰も入っていないような雰囲気です。
登り基調なので臆せずにズンズン進めるのもプラスポイント。
ソロの場合は特にですが、下り基調で深追いをすると、戻ろうとしてもできなくなることがあるので要注意ですよ。



だいぶ山頂に近づき、空が広くなってきて、絶景を期待していましたが・・


タイトなコーナーの先は・・



残念、ここまでか?


実はこの先は歩きでも下見をしていません。
ここはまた次回のグループツーリングの時のネタとして置いておきます。
もし完抜けに成功したりすると、グループで成し遂げた方が喜びは大きくなるからです。




この道へ入る手前には早くも銀杏の実がたくさん落ちていました。
画像に収めることはできませんでしたが、コスモスの花も咲き始め、柿の実も大きくなってきています。
あれ、そういえば彼岸花はまだ見ていなかったな?



午後の最後に選んだのは但馬大仏の裏手。
以前から春木峠の途中から入る作業道群では何度も楽しんでいましたが、寺のすぐ裏手のここは初めてです。
ここからは寺の屋根越しに、先月にも行った西ヶ丘の棚田が眺められます。



おや? え〜?? マジか?と思うくらい、ここもまた予想を嬉しい方向で裏切ってくれました!



もっとショボくてすぐに終わってしまうのでは?という予想からは真逆なリアル。



トータルでは決して長くはありませんが、途中からの分岐でも双方向に抜けられそうな予感。



これ以外にも倒木はいくつかありましたが、それらにはバイクで乗り越えたらしき跡も微かに。
こんなとこ、いったい誰が走っているのでしょう?
う〜む地元グループのあの方達くらいしか思いつきませんがねぇ・・



こんな廃屋にも心惹かれてしまいます。
この道も期待値をはるかに超える儲けモノでした。
こちらもやはり次のグループツーリングのネタとして採用決定!


パッとしない午後になりそうだったのが、結果とてもオモシロイ時間を過ごせて大満足♫
いやはや、走ってみないと分からないものです。



帰り道の途中、道の駅ようか但馬蔵でこんな味噌を購入。
無添加手作り800gでなんと540円とお安い、僕の好きな麹味噌。
ベースまで作っておいた豚汁の仕上げに使ったら、ものすご〜く美味しい!!
この手はやたら塩分が強いものが多いのですが、これはとても程よい。
これも儲けモンだったなぁ🎵🎵