紅いのはお好き? 森の京都・美山へ 11/7
いきなりどどーんと並べてみました。
桜の季節と紅葉の季節は、日本人は誰でもテンションが上がりますね!
但馬の高という字がつくお方は「ワシャ裸樹が好きじゃ!」などとおっしゃっていましたが・・
さて久しぶりのアフリカツインであります。(所有バイクの大きい方)
うっかり自分がアフツイ乗りだということを忘れておりました。
元々アフリカツインを先に買い、「これでいきなり知らない林道を一人で行くのは無謀だ!」っと思って後から買ったのがCRF250Lでしたが、250に乗ってしまうとやはりいろんな意味で止められません。
で、最近はすっかりオンロードツーリング用となってしまったアフリカツインで、今日は一足早い紅葉めぐりです。
まずは準地元の篠山、籠坊温泉から。
ここの公園は大好きな所です。
大イチョウはすでに落葉していましたが、もみじは半分くらいの紅葉か?
しかし、三ツ矢サイダー源泉前は良い感じ!
173号線を越えて瑠璃渓へ
やはりこちらも少し早かったかな。
閑話休題
54号線で天通湖を過ぎると長い下りで瑠璃渓を過ぎ、T字路を左折してからの372号の「るり渓口」までのはロードバイク(自転車)乗りにとっては至福の区間です。
滑らかな路面の下り基調は、中級者以上ならば60km/hを維持することも可能。
さらに天引から原山峠出入口を過ぎて園部中心地へ向かう田園地帯はロングランコースに最適で、以前はよく練習に来ていました。
日吉を過ぎ、A熊さんから教えていただいた場所へ。
汗かき隊長さんのテリトリーだそうですが、確かにこれは素晴らしいポイントです!
もみじの紅葉というのは標高(気温)に左右されるだけでなく、陽当たりにも大きく影響されますね。
京北を越えて花背へ。
交流の森には黄葉の美しい木がありました。
隣は紅なので、地面ではミックスされています。
花背から広河原に向かう川沿の道は、初めて通った時には本当に感動しました。
銘木の北山杉に囲まれているのですが、雰囲気はカナダの様なんですよ。
道路と川面の高低差が少ない珍しい区間です。
佐々里峠を登ります。
登り切って南丹町側に入ると広葉樹が多くなってきます。
オフロードバイクを始める前は、40年余りオンロードバイク(この場合エンジン付きの意味)に乗っていましたが、半日ほど時間が空くと、よくこの峠に来ていました。
こんな日なたの部分は良いのですが、今日は一部ウエットな区間があり、日陰で落ち葉が積もっている路面は極めてスリッピーで肝を冷やしました。
佐々里八幡宮を左折すると、右手に素敵な茅葺き屋根の古民家があります。
いつ見ても素晴らしい!かなり理想的なのですが、売りに出されないかなぁ〜。
林道(舗装)大川上線を奥へと進むと・・
フライフィッシャーには有名なゾーン。
今は禁漁期間でひっそりとしています。
八丁出合の川原も、大雨の被害で大木が倒れていました。
これは4年くらい前の画像でしたか・・すっかり様相が変わってしまいました。
引き返して芦生の森に・・
実はこの辺りのこのルート、先日汗かき隊長さんも同じ様に走っておられたそうです。
で、同じ様にヨダレを流しながら恨めしく、禁断中の禁断林道の入り口を眺めます。
車やバイクはもちろん、自転車もNG、徒歩でも厳しく制限されています。
河原に見える黄色い四角組みが分かりますか?
あれは「花背の松上げ」という伝統行事に使われるものです。
ワタシもまだ実際には見たことがないのですが、いつかこの目で見たいものです。
丹後舞鶴にそそぐ由良川の上流です。
この好きな場所も外側は無粋な護岸工事を施されてしまったのが残念です。
かやぶきの里へ向かう途中にこんな素敵な古民家もあります。
この地方独特な建築なのですが、二階の窓の形は他と少し違います。
しかし、今でもアルミサッシなどに替えておらず、とても美しい状態を保っておられます。
以前、かなり真剣にこのあたりにも移住することを考えていたのですが、もしこんな家が売りに出されていれば即決してしまいそうです。
自然文化村キャンプ場に入ってみると・・
おやまあ!こんなところにも沈下橋があったのですね!
京都は市内中心部にどうしても関心が集まりますが、実は大原〜鞍馬から北のエリアは本当に自然が美しいところなんです。
もうすぐ「かやぶきの里」
あの有名な白川郷と違い、今でもほとんどのかやぶきの家では住人の方々が生活をされています。
ここは特に集中している集落ですが、美山町全体では日本一かやぶきの家の数が多いそうです。
道の駅で鯖すし、太巻き、いなりのセットを買って河原でランチ。
大野ダムへと向かう途中にこんな物件もありました。
すぐに営業できそう・・・?
春は桜が美しい公園。
人がほとんど来ないので好きなんですよ〜。
そして最後は大野ダム。
もみじイベントはこちらです ↓
17,18日では遅過ぎでないかなぁ?
村上ショージでコーヒーブレイク。
升谷は眺めるだけで走りません!
でもこの時、聞いた覚えのある様なエキゾーストノートが・・・ん、あのお方かな?
お姿は確認できないまま、篠山に戻って帰路に着きます。
え、まだ売っているの?
以前ならばとっくにシーズン終了なはずですが、今年は生育が遅かったせいなのか、それとも人気うなぎ上りのせいなのか・・・
関西以外の方に説明しておきますと、丹波篠山名産の黒豆(おせち料理によくある、あの黒豆)を早取りして枝豆として食べるようになったのですが、これがもう最高に美味いんです!
ワタシも最初にこれを出された時は「これ腐ってるんちゃうん?」などと言ってしまいました。
見た目アレですが、高いものは1kgで2000円くらいのものもあります。
ワインの原料のブドウのように、畑でランクがあって、最高級は原産地区の「川北」産です。
人気が出はじめたのは20年前くらいからでしょうかねぇ。
今では解禁の季節になるとまるでお祭り騒ぎとなります。
今回の分はさすがに発酵臭?がするものもありましたが、ホクホクで大変美味でありました!
さらにデザートで豆大福の美味いことったら・・・!
11月の休みは天気さえ良ければすべてツーリングに費やしたいのですが、今日は寒くもなく暑くもなく快適で素晴らしい1日でした。
日曜日は但馬にするか・・・やっぱり岡山か・・う〜ん鳥取か⁉️
デカ鼻テツオ君