苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

氷ノ山キレイどころ斡旋ツアー 10/28 但馬


オフローダーの皆さんでインカムを付けたりする方は少ないですが、長い高速などの移動区間は音楽があると和みますね。
でもワタシ自身もスマホなどから音楽を走りながら聴くことはないのですが、ひとり大声でヘルメットの中で歌っていることはよくあります。
その日によってテーマソングは違いますが、今日のヘビロテはユーミンの「海を見ていた午後」、そしてなぜか中条きよしの「うそ」です。
年齢がバレますね・・・



さて、今日はソロの予定でしたが、寝る前にipadを見るとメッセージが・・・

ということでSNSつながりで知り合ったA熊さんと走ることになりました。
実はまだお目にかかったことはなかったのですが、自己紹介をし合うと共通点がとても多く、何より同じ学年であることが判明!
前回の「美女との掛け持ちデート三昧」には大いに興味を持たれ、(それ以外にも、あのタイトルに釣られて、各方面から多くの反応を頂きました、ありがとうございます!)ぜひ私にも美女を紹介してくれー!とのリクエストを寄せて頂いていた次第でございます。
特に先日さらなる増車でXR250(MD30)を入手され、ETCも装備しヤル気ムンムンムレムレです。

青タンクが新鮮ですね!
タイヤもおニューです!!
実はこの少し前、トイレに寄っている時に1台のオフローダーが走り去って行きました。
どうもそれが高山長さんらしきバイクだったのでLINEをしてみると、「今、加保坂入り口です」とのお返事、やはりそうでした。
なので「こちらはA熊さんと〇〇を走る予定です」と予定ルートを伝えておきました。


途中の9号線周辺の林道は全てすっ飛ばし、まずは村岡の鹿田林道からのスタートです。
ヨボヨボ(廃屋)を鑑賞して頂いて、次にピチピチを見せるという計算です。


小代の稲荷尾林道に入りますが、まだまだすすきパワーは衰えてはおりません。


この分岐右にも良いコースがあるのですが、さらにすすきが生い茂っていて入れません。


そして本日最初のキレイどころ(絶景ポイント)その1。
別名:公然の秘密基地、です。
こちら側の斜面は日当たりが良いせいか紅葉が進んでいます。

何度会っても(来ても)飽きないところです。
でもあと1ヶ月もすれば雪が積もり、会うことができなくなってしまうのですよね・・・。



するとここで高山長さんがご登場!
流石に読みが鋭く、ハントするタイミングと場所はバッチリでした。


仏ノを林道を一緒に走り、途中でLINEアカウントへお互いを友達追加しようと試みますがうまくいきません。
こういうことは若い子ならばサクサクこなしてしまうのでしょうが、オッサン同士だとあーでもない、こーでもないと苦労します。
しかしA熊さん、今日は写真を撮りながらゆっくりと走りたいとおっしゃっていましたが、高山長さんを先頭になってもらい、その後を走ってもらうと速い速い!
もうこちらは追いつくのに必死で、仏ノ尾の綺麗な紅葉を撮り損ねました。


おっと、その前にひとつアクシデントがあったことを書くのを忘れていました。

パンクの神様が降臨です!
なんにも逆鱗にふれることはした覚えはなかったのですが・・

高山長さんは「こういうのはネタになるので楽しいですわ~」と高見の見物。
ま、先週膝を痛められたそうで、和式トイレには座れないお身体で手伝わすわけにもいきませんが・・・。


そして仏ノ尾から482号線に降りたところで高山長さんとはお別れ。
この後の出来事に地団駄を踏むことになるとは、夢にも思っていなかったことでしょう、ふふふ・・。


次に向かったのはTバック美女!

すすきの「茂み」が実に美しい!
山頂アタックの前に、東屋で昼食ですが、周囲のすすきに囲まれて視界は効きません。

新しいお守りで、道中の無事を・・・

丸太の階段とスイッチバックに手こずりながらもアタック成功!
「キレイどころ・その2」です。
A熊さん、トライアルもたしなまれているので、小ワザもお上手です。

HONDAのコマーシャルみたいですねぇって言ってましたが、まさにそんな感じです。
「キレイどころ・その3」

少し移動して別角度から。

一面すすきのダイナミックな風景です!
「キレイどころ・その4」


そして東ハチの展望台は、本日最後のキレイどころ。
こちらも前回来た時とはうって変わり、ゲレンデ部分の草刈りが終わっていました。
雄大な景色にA熊さんも気に入っていただけたようで、こちらも嬉しくなります。


さあ、ここでキレイどころは終了ですが、このすぐ近くにまだ未開発未踏ヴァージンの林道が1本あるのです。
それは「スカイバレー登山ルート林道」(命名者:苦楽園)です。
このスキー場にはメインのリフトの両脇に林道があり、一方は「下りルート」とされていますが、その反対側にも知られぬ林道があることを衛星画像で確認しています。
前回、林道シスターズとご一緒した時にその話を高山長さんに振ると・・「また今度にしましょうかぁ」・・・と、なぜか乗り気ではありませんでした。
一度その前に覗いたことがあるのですが、ソロでは不安なので提案したものの、見事にフラレてしまっていたのです。


A熊さんに提案すると「行きましょう、行きましょ!」とスンナリ合意。


序盤はかなりのヤブ漕ぎ区間が続きます。
路面が見えずに、その下は流水轍、ガレ、チュルチュルがあるので慎重に進みます。

最初のうちは「こんな道、ホンマに行けるんかい?」と思うくらい廃道に近い雰囲気ですが、中盤からはキレイな路面も現れてドキドキしてしまいます。

ブロガーとしてはどうよ、と思うこともしばしばですが、ハードな区間の画像は無く、落ち着いてから撮るという愚行を重ねています。

しかし終盤にこんなアトラクションが!
崩落で右端溝1m弱しか通れずに、しかも深めの水溜り。
さらにこの画像は処理をした後ですが、細い木が数本被さっていました。
でも二人ともサッとノコギリを取り出しあっという間に処理完了!
初めてのコンビとは思えないチームワークです。

撮影者:A熊さん


水溜りからの脱出に少し手間取りましたがなんとかクリア!
そして・・・

制覇しました!
その喜びをすぐに高山長さんに伝えると・・・

と悲鳴をあげておられました・・・してやったり😜
ボスをさしおいて恐縮ですが、ここは冷徹に事実を伝えておくのが親切(?)かと。
いや〜、しかし名だたる氷ノ山エリアで、まだこんなところが残っていたなんて・・・。
雰囲気は稲荷尾線によく似た感じで、なかなかワイルド感がある面白い林道です。


時刻は3:30を過ぎ、日没も早いので今日の斡旋はこれにて終了。
できれば杉ヶ沢高原もお連れしたかったのですが、パンク修理に時間を取られ断念します。


氷ノ山の林道に関してはワタシの方がなぜか詳しいようですが、オフローダーとしての経験値ははるかに上で、道中はいろいろと逆にヘルプしていただきました。


お住まいも近いので、帰りは宝塚までずっとご一緒。


実に楽しい1日でした!
A熊さん、これからもどうぞよろしくお願いします🙇🏻‍♂️


本日の走行394km



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