苦楽園オフロード雑記帳

兵庫・京都・鳥取・岡山の自然と林道をSHERCO TY125、 TRRS XTRACKで楽しんでいます。乗れない時などはスノーシュー、クロカンスキー、たまに料理ネタも入ります。

Happy go Lucky!

オフロードバイク遊びは贅沢だ! 5/20 若桜・西播


雨上がりの日曜日。
先週の空気が一気に入れ替わり、まるで冬のように大陸の冷気が南下してきました。
午前8時頃の戸倉峠は7度!
でも引き換えにこんな澄んだ青空を見ることができるのならばそれも良し・・・


国道29号線を北上し、わかさ氷ノ山スキー場の奥にあるこの林道。

まだこの頃はガスがかかっていました。

ダラダラ舗装路が続き、やっとダートに入ったと思いきや行き止まり!
そう、この林道は上と下から造られている未完成の林道なのです。
29号線に戻り、根安の集落から再エントリー。


おっ、ここの路面はいいですぞ!

そしてバーンと開けて・・・

全長8kmほどでダートは3kmの出来立てホヤホヤ感のある林道でした。
基幹道扱いになっているので、開通したらすぐに全線舗装化されてしまうのでしょうね。


ここのゲートは網です!
真ん中を潜れるのですが、これがあちこち絡んでもう・・・捉えられた鮭の気分。


支線があったので入ってみます。

もしやあの先に見えるのは・・・

わーい!大好きな「洗い越し」の登場です!

ショートでしたけれど、こんなスポットがあれば探索大成功と思えますね。



次に向かうは久曽木林道。


ここの森もいいですね〜。


そして羽佐利林道。

昨日の雨で見事な渓流が楽しめます。

この3本は全てピストンで長さも短いものですが、どれも入って後悔はしない美しい場所でした。


さて、次はダートではなく歴史ロマンに触れてみます。

全国あらゆるところに平家落人伝説が残っていますが、ここはその信ぴょう性に関してピカイチでしょう。
なにせ今現在も小さなその集落の全ての家15戸が「平家」さんの表札を掲げているのですから!

「平家家累代之墓」ですよ・・・。
今現在は立派な国道沿いの場所ですが、かつては険しい峠を越えた秘境だったはずです。
播磨灘からも直線でおよそ70kmほどを、命からがら逃げて来るのはさぞや大変なことだったのでしょう。
そしてその後も平穏な日々に包まれるまでにはどれほどの年月が必要だったのか。


たまにはスケベ心を捨てて、こんな妄想に浸るワタシであります。
知的好奇心が満たされた後は、今日の本命であるA林道に入ります。

いきなりドーンとこれですよ!

そしてスーパーフラット!

とても明るく開けた素晴らしい林道です。

先週の糸白見も良かったですが、こちらも負けず劣らず。

全長は約10kmのピストンです。

こんなシブい重機が停まっていました。
正式な名前は知りませんが、キャタピラーのダンプで木材を運び出すものです。

ラスト1kmくらいになるとザクザクした走りずらい路面になって終点。
復路になると同じ場所でも違った風景に思えることも多いので、トータル20kmは大満足でした!
Thank you!  Mr. tohooJP!!


そしてまた29号線に戻り、野尻から前地カンカケの定番ルート。



次いで小野川の上流へ。

ここは少しテクニカルな登りが続きます。

この山に来ると何故か神聖な気分になるのが不思議です。

ここにも支線があったので入ってみました。


大好きなグリーンカーペットの路面が現れました。

神々しい風景ですよね。

少しだけスリリングな区間もありました。


何度も何度も29号線に戻っては、林道レーダーを駆使して調べます。


ここもピストンですが「当たり」でしょう!

名前は知りませんが、白く美しい花が甘く芳しい香りを漂わせていました。

さーて、そろそろ帰りますか。
今日も充実した一日となりました。
たっぷりと心の贅沢ができるこの遊びは、これからもずっとずっと続けたいものです。


本日の走行 433km


ちなみに朝の高速で愛車のメーターは2万キロを越えました。


1年3ヶ月弱でこの数値は、これまで歴代の中ではダントツです。



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