まだあるよ、但馬フラット&スカイライン林道 3/7 朝来・豊岡
今日もTYで宍粟方面に行こうかと思っていたのですが、残念ながら昨日からスピードメーターの不調で入院となり、久しぶりのCRF復活です!
高山長さんがTYSからKLXに乗り換えるとまるで重戦車に乗っているようだとおっしゃっていましたが、まさにそれを実感してしまいます。
どこに行こうか悩んだ末に目指したのは粟鹿山。
天気予報と霧予報を見ながら、雲海に浮かぶ竹田城の風景を林道から撮ってやろうと目論んだのですが見事にハズレ・・。
それにしても来る途中の豊岡道の気温計はマイナス1度!寒いぜ!!
昨年は3/13に開幕宣言を出しましたが、今年はすでに・・というか真冬の間でもずっと走れていたんじゃない?
昨夜少しだけミゾレが降るとの予報があったので、山頂付近だけうっすらと白くなっています。
一部区間、積雪1cmといったところ。
たとえこんな少しでもバージンスノーではなかったのがクヤシイ!
ダム周回路を2kmほど進み、いつもの「ふれあい広場」に下ります。
広場の右側のフェンスの間を入ると・・
湖畔に出られるのですが、なんと大幅な減水となっていました、ざ〜んねん。
今日はピストンで戻ります。
ここがダム側の出入り口ですよ。
途中、遥かに見える氷ノ山がうっすらと冠雪しています。
AR山ナビで見るとこんな感じ。
さて、何故にピストンで引き返したかと言うと、今日のメインの床尾山林道に向かうためです。
こちらの地図は我がバイブル・鳥取周辺の林道ナビ(現在閲覧できません)からの転載ですが、まだ全体の工事が完成していない頃のものです。
この林道はお馴染み福知山在住の林道店長さんのホームでありますが、とても良い林道でありながら走る人は極めて少ないようです。
その理由のひとつは他の林道との繋ぎがやや難しく、リエゾンが長くなってしまうからでしょう。
朝来の中心地から県道10号線を北上しますが、途中の分岐は直進します。
看板にある糸井渓谷に騙されて左に進むと(10号本線)出石方面の峠道に入ってしまうのでご注意を。
それにしてもこの辺りの里山風景はとても明るい雰囲気で大好きです。
日本初!?の隕石落下地点を過ぎると林道起点の標柱あり。
ただ残念ながらここから豊岡市との境でもある峠の頂上までは舗装済です。
途中、左にある「糸井の大カツラ」に寄って行きます。
ここは本線から500mほどのフラットダートです。
その行き止まりに・・・
いつ見ても見事ですね!
巨木、巨樹には神秘を感じますが、こうして棚田、草原、渓谷を楽しむのもオフローダーならでは。
登りきる手前の朝来方面を振り返った風景。
頂上にある記念碑。
ここを境にダートになります。
天空のスカイライン林道ですよ!
夏場は草や葉に邪魔されて見晴らしが遮られていたのですが、最近路肩付近がずいぶん伐採されたような気がします。
先々に見えるのは但東の山々、さらに先は京都府の久美浜方向です。
一部が尾根道でもあるこの林道は左右交互に展望が広がり、左手には蘇武岳も見えます。
早く氷ノ山や蘇武岳にも行きたいなあ・・・。
下りきると、県道56合号線に突き当たります。
正面は採石場で、その向こう側にはドウダンツツジで有名な安国寺があります。
<ネット上から拝借>
56号線で来ると少し分かり難いので、この橋を目印にすると良いでしょう。
入り口には古い林道標柱もありますが、文字がかすれてほとんど読めません。
さあ、ここでも引き返してもう一度じっくりと楽しみますよ。
こちら側から進んだ方が上り基調が続くので、走る面白さは増します。
路面は概ねこんな感じ。
ビギナーでも、ビッグオフでも大丈夫!
あ”〜気持ちイイ!!
中間地点にある分岐の下にある広場で遅めのランチ。
ここには小さな祠もあるので、いつもお賽銭を供えています。
のんびりとサンドイッチを頬張りながら山々の景色を眺めていると・・・
んっ、トンビ(トビ)それともタカ?
元釣り人なので、ブリとヒラマサや、グレのオナガとクチブトや、マグロのメバチとキハダくらいの見分けはできますが、まだまだ鳥たちの判別はほとんどできません。
ツイッターで教えを乞うと、尾の先がバチ状に中央部が引っ込んでいるのがトンビだそう。
なるほど、それを覚えていると簡単に見分けられますね。
この場所は尾根近くで、目の前には広い谷が広がっています。
トンビはグルグルと旋回をしながら餌を探しているようですが、地形上すぐ目の前を飛んだりしてその姿を楽しませてくれます。
するともう1羽現れて・・・
時には絡みつくように舞っています。
なんとさらにもう1羽も加わり、旋回するではありませんか!
猛禽類の飛翔する姿はカッコイイなあ。
今日、ここの入り口ではとてもでかいヤマドリが目の前に現れたり、鹿の大きな群れが路を塞いでしばらくにらめっこしたりと大満足。
普通この時期は猟期も深まり警戒心が増しているはずなんですがね。
鹿は体毛の色が薄くなり、子鹿もずいぶん成長しているようでした。
一昨年でしたか、猛威を奮った台風後に一部の路面はこれくらい荒れた部分もまだあります。
これはこの冬に崩れたようです。
ジムニーではちょっと無理ですね。
ということで、豊岡側ダートの距離は7、8kmくらいだったかな?
長さでは粟鹿山林道に及びませんが、雄大な景色は遜色ありません。
県中央部のフラット繋ぎで物足りない方も、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょう。
その後トランポを停めた道の駅青垣に向かう途中で、いつもの粟鹿山南ルートに進みましたが工事中で入れず。
その道すがら浄丸神社にある、巨岩に生える生命力豊な木。
これ、龍のように見えてしかたありません。
ここは薄暗い時に通るのはすごく怖いんです。
お土産はこちらも林道店長さんご贔屓のこのお店。
今の季節はなんといっても「苺大福」!!!
小ぶりであっさりとした甘さ、滑らかな餅は一人でも2つくらいは軽くペロリ!
ご近所でお世話になっているおばちゃんにも差し上げると、いつもとっても喜んでくれます。
最初は久しぶりで持て余し気味だったCRFも、やっぱり永き相棒として楽しませてくれただけあってすっかりと途中から馴染みました。
軽さは正義ではありますが、重さ故の安定感とオンロードでの楽しさを再認識。
ただ我が家のガレージの広さの限界もあり、現在売却も検討中です。
間も無くこのバイクも生産中止?のため、新車在庫も無くなるようですね。
ざっとですが現状は以下のとおり、希望価格は18万円です。
興味のある方はコメント欄などからお知らせください。
平成27年3月新車にて購入。
MD38型
『スペシャルパーツはアチェルビス製ビッグタンク、FMFフルエキ、コンセプトシート製コンフォートシート、AXPアンダーガード、ミニスクリーン(欠けあり)、レンサルハンドル、ヘッドライトガード、LEDウインカー、ETC受信機
以下ZETA製
ハンドガード(プロテクター2種類)、ピポットブレーキ・クラッチレバー、ブレーキ・シフトペダル、ヒールガード、ラジエターガード、フットペグ、チェーンガード、など。
その他オリジナルパーツ、スペアパーツ多数。
サドルバッグは外し、ミラーは交換します。
メーターは前後スプロケを替えているので10%ほどハッピーですが、現在5万キロ台半ばです。
エンジン・ミッションは絶好調で特に大きな不具合はありませんが、クラッチ、フロントサスはそろそオーバーホールが必要かと思います。
ヘッドライトケース、バイザーに割れあります。
その他、それなりに各部キズは多々あります。
タイヤはフロントIRC ix07が5分山、リアix09の新品を付けます。
ヘビーチューブ、ビードストッパー組み込み済み。
自賠責は来年の3月まで残っています。
近県なら実費のみでお届けします。』